必見！ヘナとレモンの関係

ヘナにレモンを混ぜると、染まりが向上する？染まりが悪くなる？　を実験してみました。メンディアートをする人たちはヘナは必ずレモン汁たっぷりで溶かします。そして、クローブオイルや、ティートリー、ゼラニウム、最近ではカユモテとかいうオイルをたっぷり混ぜ込みます。そうすると濃く染まるのだと………。ところが、まはの実験ではそもそもレモンを混ぜてしまうと、白髪の染まりが悪くなります。たくさん混ぜるとさっぱり染まらなくなってしまう。どっちがどうなの！！！という実験です。

ヘナをそれぞれ水とレモン汁で溶かして半日ほど放置した状態

レモンは国産レモンを使用。Ａは常温の水だけで溶かし、Ｂは１００％レモンだけでヘナを溶かしました。半日ほどするとＡの水溶きはローソニア色素が出てきて茶色っぽく変色した。それに対し、レモン溶かしのほうはレモン汁で溶かした当初の色のまま…つまり緑っぽいままで大きな変化なし。うーーん、何度も実験しているけども、Ｂでは白髪束は染まらんでしょうねぇ～という、ぱっと見の感じです。

予想通り！レモン溶かしのヘナでは白髪束はさっぱり染まらん！！！

やっぱり、ヘナはレモンで溶かしたらあかんわーーーー。また、もちろん、ヘナにレモン汁を多く加えすぎてもいけません。レモン汁の１０％水溶液(下写真中央)で溶かすと、ヘナの色素が弱くなりかかり発色が赤っぽくなり、４０％水溶液（下写真左）でかなりヘナの染まりが弱くなります。

レモンとヘナの関係

メンディアート、ヘナを皮膚に使う場合はレモン汁が濃い！

英語のとあるサイトに、ヘナはレモン汁で溶かし、オイルを足してよく寝かすとある。 具体的なやり方はというと、ヘナを瓶入りレモンジュース（フレッシュなレモンと一緒）だけで溶かし、一晩、８時間ほど寝かします。次に、オイルをたっぷり足します。いろいろと使えるオイルはあるようでうが、サイトではカユモテというオイルを使っていましたので、カユモテをたっぷりと混ぜて、さらにもう一晩寝かせ、Ｂレモン汁＋カユモテ（二晩寝かし）と、Ａヘナの水溶き（二晩寝かし）とを手の上にのせて染まりを比較したら愕然と言う感じ。断然とＢのほうが濃い。Ａは、放置していくと、じょじょに色褪せていくのに対し、Ｂは数日たつと、実に色濃く発色する。レモンとオイルの絶妙なコンビネーションがダークブラウンに発色を深めるのだということがわかったが、ただし、これは皮膚の上だけでの話しであって、ヘアケアにおいて、白髪は、この同じ方法ではまるで染まりません。この皮膚を染めている際に、ＡとＢで白髪束を染めたが、結果はＢレモン汁＋カユモテ（二晩寝かし）では白髪束はまるきり染まらなかった、ちょっとした発見です。