レモン(酸)とヘナの関係

実験方法など:実験にはレモンではなくライムを使用。ライム=レモンと同じとします。それぞれ15gのヘナに対し、ライム汁10g に90g の水で、10%のライム水で溶かしたのが、真ん中。ライム汁40gに60gの水、40%のライム水で溶かしたのが左の写真。水で溶かしたのが右の写真。溶かしてすぐに浸け、1時間でひきあげ、一日乾燥させ、さらに白髪束の半分だけを再度、同様の方法で染めた。白髪束の向かって左側は同じやり方で二度染めされているため色が濃い。2度目の染毛が終わったあと一日放置し乾燥させた後に写真撮影を行った。比較の際は、2度染めの色味を主に比較した。
40%など、多すぎるレモン汁はヘナの色素を破壊するか、ヘナの色素の定着を弱める。
レモン汁40%の水溶液でヘナを溶かしたものは、レモン汁10%の水溶液でヘナを溶かしたものと比較して、染毛力が衰えているのは間違いない。大量に含有されている場合、レモンに含まれるビタミンCがヘナの色素を破壊する、か、レモンが酸性であることが、ヘナの色素を弱めているのではないかと考えられる。ビタミンCか、酸性が原因なのか、あるいは、何か他の理由があるかどうかは、まだわからない。。
10%のレモン水(10gのライム汁を90gの水で薄めたもの)でヘナを溶かしたものは、赤味が強く発色している

上の写真中央、10%のレモン水溶きは、10gのライム汁を90gの水で薄めたものでヘナを溶かし、白髪束を1時間投入したもの。写真右はただの水でヘナを溶かし白髪束を1時間投入したもの。違いは赤味が強いか、そうでないかという感じ。上の二つを比較してどちらが色が濃く染まっているかといわれると、返事に困る。これは、色が濃い薄いの問題でなく、色味が赤っぽいか、そうでないかという感じなのではないかと見えるんだが、じゃ、その色味を拡大してみたところ……。
赤味が強い=明るくなっている=ヘナの色素が弱ってる???

確かに、ぱっと見、写真上中央の白髪束のほうが色濃く染まっているように見えたりする。それを拡大してみると、それは色目の錯覚なのかもしれないと思ったりもする。色目の錯覚とは、赤味が強いほうが目に刺激が強く、より濃く染まっているように見えたりもするのではないかな?と、そういう意味で色錯覚なんじゃないかな?と考えたりもします。実際には、水溶きの一番右が色濃く染まっています。
レモン汁はヘナの色素を弱める?破壊する?
上の写真、左側、40%のライム水溶きは、明らかにヘナの色素が弱ってます。ライム=レモンは、ヘナの染毛力を弱めるのは間違いなさそうです。ただ、少量の場合は、逆に、赤味がまし、濃く染まっているようにも見えるようです。
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