インディゴ染めの仕上がりの悪さがアロエジュースで緩和された！

2017/11/2

白髪染めにおける、インディゴの仕上がりの悪さはなんとかならないか？と質問が多く寄せられる。ヘナのすばらしいトリートメント作用に感動していて、白髪が赤っぽくなるため、インディゴで後染めすると、感動が一気に吹っ飛び、インディゴの仕上がりの悪さにがっかりするという。。。さて、これを何とかしたいと試行錯誤を続けてきたが、ここにきて一つの解決策が見えてきた。自分の頭と髭を使っての実験！まは自身も、いつもインディゴの仕上がりの悪さにがっかりしているからだ！

このところの実験尽くしで、どうやらインディゴをアロエジュースで溶かしてもインディゴの染毛力があまり悪くならないことがわかってきた。以下の検証実験でも証明された。

関連情報: インディゴの仕上がりの悪さを生アロエジュースで緩和できる？

じゃ、実際に、自分の頭に、生のアロエヴェラの果肉の、アロエジュースでインディゴを溶かしたものを塗ってみよう！

今回は、アロエの果肉５０％（水を５０％足した）のジュースをミキサーで作り、それでインディゴを溶かしてみた。結果は……

インディゴのアロエジュース溶かしで、インディゴの刺激とごわつきがかなり軽減！これはいけます！

顕著に驚いたのは、インディゴ特有の刺激感がかなり軽減されている。洗い流して、インディゴ特有の、髪のもさもさごわごわ感がかなり軽減されている。こ、これはいける！

インディゴにアロエジュース、さらにヘナを落としておく

今回は使わなかったが、ヘナはインディゴのごわつきを軽減させる。ヘナを２０～３０％、つなぎとして混ぜ、さらにアロエジュースで溶かせば、おそらく、インディゴの仕上がりの悪さは、かなり軽減されるはずだ。また、もちろん、インディゴを配合したハーバルカラーシリーズのような製品を使う場合にもアロエジュースを使うのは有効な方法。

また、市販の１００％アロエジュースなどでも同様の結果が予想されるが、これについてはさらに実験を重ねていこうと思う。