インディゴカラーの色落ちの実験・ハーブ洗髪12回の結果

インディゴの色落ちについて実に多くの人が経験していると思う。 ヘナして、インディゴの後染めして、ああ、黒髪!と、ところが、1週間くらいすると、あれ~~なんだか、赤髪にもどっちゃった!とか、そんな話しをよく聞きます。インディゴは実際に色落ちするのか、実験してみました。
実験では、マハラニ ・インディゴを使用しました。

インディゴカラーは褪せる!色落ちする!
上の写真、右側Bは、なんだか、黒っぽいようにも見えるが、実際は色が薄くなって、白茶けている感じ。左側のAの無洗髪がインディゴブルーなのに対し、右の、ハーブ洗髪のBはインディゴブルーが洗髪で剥げ落ちたということになる。
同じ実験を、ヘナでも行ったが、ヘナでは色落ちがほとんど認めることができなかった。ヘナカラーの色落ちの実験・ハーブ洗髪12回の結果。ところが、インディゴは色が薄くなっていった。
洗髪による色落ちの実験では、ハーブシャンプー粉「香る髪エキゾチカ」を使用した。エキゾチカを水に溶かし、そのなかに、インディゴ染めして濃紺色に発色した人毛白髪束を投入。これを一日4回、3日間行った。エキゾチカの水溶きの液に30分浸けおき、よくよく水でもみ洗いし、乾かし、乾燥させ、場合によっては、ヘアドライアーなどで乾かしながら、ひたすら三日間、洗いづけた結果が、上の写真の右側のB。AもBも同じように同じインディゴ液の中で染毛したもので、Aは洗わず、そのまま放置。Bだけをひたすら洗い続け、三日後に、比較したものが上の写真。この人毛白髪束の実験では、エキゾチカなど、ハーブで洗っている場合はインディゴブルーは色あせて色落ちしていった。
ヘナカラーは色落ちしにくい、ところが、インディゴカラーは褪せる!色落ちする!
ヘナして、インディゴの後染めをすると、総白髪であっても、真っ黒に染めることが可能だが、ただし、それはじょじょに色落ちしていって、真っ黒が、じょじょに赤っぽく色落ちしていく。ヘナしてインディゴで後染する方法では、ヘナの上に、インディゴを被せるようにして染めているのだが、肝心のインディゴが色落ちしてくると、下地のヘナが見えてきて、やがて赤オレンジっぽくなってしまう。インディゴは褪せるため、色が落ちてきたなと思ったら、急遽、インディゴだけでもう一度髪を染めると、また、もとのように黒髪にもどる。その理屈が、今回の実験ではっきりとわかりました。

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