美容師Ｋさんからのお便り：インディゴ染めの、紫発色の件
撮影：美容師Ｋさん
インディゴの農園のおやじさんのひげが紫色だった
まは： インディゴ農園にいったときに、インディゴの農園のおやじさんのひげが紫だったんですね。聞いたら、生のインディゴで染めてるって言ってました。ひげだとすぐに乾いちゃいますので、藍色に発色せず、紫に発色してたんだなーーと思ったんです。
インディゴの紫発色の件で、実験してみました！
撮影：美容師Ｋさん
Ｋさん：
で、本日のメールのメインは「インディゴの紫発色の件」です。あの後早速実験しました。夫の頭で、、、、。
夫はずっと３週間位に一度３：７(ヘナ＋インディゴ７番)をしています。
ちょうど白髪が伸びていたので早速３：７をしてみました。
彼はインディゴがしみると言うので置き時間は３０分。
流してから右側だけドライヤーをかけました。
そして写真をとってみました。流してから３０分ほどたった頃です。
ビックリ！うっすらと紫っぽくないですか？
Ｋさん： 写真１枚目２枚目 ドライヤー速乾です。あまり染まっていません。 しかしビックリ！うっすらと紫っぽくないですか？でも、目では確認できなかったんです。だからもしかして蛍光灯の加減かな？とも思ったりするのですが、、、。
撮影：美容師Ｋさん
Ｋさん： 写真３枚目。 左部分の今だ濡れている状態。まだ染まってはいないけど速乾の方よりは 発色を進めている感じ。それよりやはりビックリしたのは。フロント部分（前側）に近いところが、やはりうっすらと紫っぽくないですか？
Ｋさん： で、一日たった写真も撮ったのですが接写の部分が全部失敗。 写真がヘタでホントにごめんなさい。カメラのレンズが接写に向いていない物なんです。 普段こんな接写を取らないので、、、とほほです。接写用レンズを買いたいです、、、。
一日で綺麗に黒っぽく発色
撮影：美容師Ｋさん
Ｋさん： 一日後は速乾も自然乾燥も同じように綺麗に発色してます。 ただ気持ち的に若干、紫赤に近い感じがあります。 それも１回めの部分だけで全体は写真４枚目、５枚目です。 綺麗に黒くなっていますでしょ。
人間の白髪、髪ですけども、これって生身の体にくっついてる……汗で湿っぽかったりする
まは： ということは、人間の白髪、髪ですけども、これって生身の体にくっついていますよね。生身の体には体質があって、汗っかきの人もいれば、汗をちっともかかない人もいる。汗っかきの人の場合は、ヘアドライアーで速乾させても、なんだか、頭全体が湿っぽいので、「さらしている（さらす＝速乾させないで湿ったまま放置する）」※のと一緒かも。。。
- ※インディゴは塗布して洗い流してから、湿っぽい状態で空気にさらすとよく発色します。湿っぽい状態で空気にさらすことを、「さらす」と呼んでいます。
Ｋさん： まさに、これ！と思いました。 夫は湿った汗をかくタイプで頭もどちらかというと、すぐ乾くというよりしっめぽいタイプ。 普段はドライヤーなどかけず、いつも自然乾燥だがすぐは乾かない。 ですので、ヘナ＋インディゴ７で紫赤っぽく反応しても頭皮の湿気が長く続くので、その間に反応が続いて黒く発色してくる。
Ｋさん： で、インディゴ農園のおじさんのひげですが、髭というのは一般的には縮毛の超乾燥毛であることが多いですよね。洗ってタオルドライしただけで乾いちゃった～みたいな。だから、紫に反応した時点で乾燥してしまうのでそれ以上反応することが出来ず紫どまり、、、、。
Ｋさん： これを毛髪にたとえると、、、、ヘナの量が少ない、ヘナがしっかり発色していない、という状態の超乾燥毛のかたがインディゴしたらどうなるか、、、、、 以上、私の仮説でした、、、。 是非にまはさんの継続実験を楽しみに待っていま～～す。 私もお客さまを通してですが、さまざまな角度から検証をしていって見たいと思いま～～す。 楽しみができて嬉しいです。ありがとうございます、まはさん。 また、よろしくお願い致します～～♪（＾ー＾）
まは： 追加実験、してみましたので、以下に掲載しました！
