インディゴ染毛実験…塩と砂糖は染めを向上させるか?

ヘナ染毛実験…塩と砂糖は染めを向上させるか? の続きの実験がこれ。塩と砂糖はインディゴの染毛力にどう影響するかを実験してみた。 ところで、例の海外のサイト、なんでまた、ヘナやインディゴで白髪染めする際に、たっぷりと塩と砂糖を混ぜ込むことを薦めはじめたのか?まるで不明。何か間違った情報を信じ込んでしまっているのか?さっぱりわからないが、何か情報を得たときに、きっちりと自分で検証する必要があるなと、今回は、きっちりと検証してよかったなと改めて思ったりもした。
インディゴに塩を混ぜると、インディゴの染毛力を落とす。砂糖についてはよくわからない。

インディゴを水に溶かし、しばらくするとインディゴが表面に浮いてくる。インディゴとは油だからだ。この油の多い少ないによって、インディゴの品質がきまるが、油の浮き具合はどれも同じ。そもそも、同じインディゴを使っているから、当然といえば当然だが、、、染まり具合には違いがあった。

洗い流して、しばらくしたら、すぐに判明。インディゴもヘナ同様、塩に弱い。塩分が多いと、染毛力が弱るようだ。写真ではわかりずらいが、最低でも20%はインディゴの染毛力が弱っているように見える。右端の砂糖については、ほぼ違いがないか、やや弱っている?ような気がするが、誤差の範囲のような気もするので、よくわからない、といったところか。
インディゴやヘナには、塩素は要注意。
ここでふと思ったが、塩素の強い水も、ヘナやインディゴの染毛力を落とすに違いない。だから、塩素はきっちり除去した水を使うほうがいいと思う。塩素については、今後、検証してみようと思うが、難しい問題をはらんでいる。ヘナやインディゴを溶かすのは塩素を含まないようにできる。塩素は揮発しやすいので、沸騰させ湯冷ましの水を使えばいい。ところが、ヘナやインディゴを洗い流す際に、どうしてもシャワーから塩素の含まれたお湯が出てきてしまう。これが何がしか、ヘナやインディゴを落とす作用をするのかもしれないという点。まぁ、ちょっと考えすぎかもしれないが、考えすぎくらいに考えてみている。
インディゴやヘナ後、お湯洗いでも色落ちがひどい場合は塩素?
一般的に、ヘナした後に、プールに入ると、色がどんどんと落ちていくようだ。たまにヘナとプールの問題が議論されるが、塩素たっぷりのプールに入り続けると、普通の黒髪でも茶色っぽく色素が落ちてくることがあるようですので、塩素が含まれているシャワーで髪を毎日洗うと、ヘナやインディゴが色落ちしていく可能性は十分にあると考えています。
あるいは、塩で髪を洗う、という習慣もあるようですが、塩で髪を洗った場合、ヘナやインディゴの色落ちがするのではないかな?ということもありえるかもしれない。これらについては、今後、検証などが必要だと思ってます。
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