補足実験・ヘナは溶かしてすぐに染めたら染まりがよいのか?
ある人から、今回、マハラニヘナで染めたら、白髪がとてもよく染まったと、同じヘナだけども、今回はヘナを24時間放置してから染めたらから、とても染まったのではないか?と連絡が入ったので、即練りと24時間寝かせで、染まりがどう違うのか、を、再度実験してみることにした。この実験は、前回、以下で綿密にしているので、今回は、補足で再検証実験を行ってみた。
ヘナは一晩寝かすのが良いか?それとも溶かしたら早めに塗るのがよいのか?
実験では、マハラニヘナ(オルビ村産=OL)と、マハラニヘナ(ハリラム農園産=OL2)を用意した。最初に、2つのヘナをお湯で溶かし24時間放置した。そして、次ぎに、再度、2つのヘナをお湯で溶かし、常温に戻る1時間程度、放置し、その段階で、白髪束を1時間投入して、それぞれの染まりを実験した。
OLとOL2の、それぞれ向かって左側は、24時間寝かせのため、ペーストの色がかなり茶色味を帯びている。それに対し、1時間寝かせのほうは、やや緑っぽさもある。
仮結論:溶かした直後~当日が最も染毛力が高いだろう。
この仮結論は、ヘナを溶かし、使用前にペースト状態で寝かし時間はどの程度がよいか?での緻密な実験結果によって導き出されたものを再現したものとなった。再現性がある。
この実験のミソは、染め終わり、ヘナを洗い流した直後は、24時間寝かせのほうが濃く見えるが、数時間経過すると、1時間寝かせが発色が進み、濃くなった
これが驚きだった。最初、白髪束を引き上げたとき、ああ、やっぱり24時間寝かせのほうが染まりが濃いのか!と思った。白紙の上で比較しても、明らかに24時間寝かせのほうが濃かった。ところが、1時間~数時間経過すると、1時間寝かせで染めたものが発色してきて、最終的に、1時間寝かせのヘナで染めたほうが、OLもOL2も濃く発色する結果となった。ヘナの発色には酸化も重要な鍵となるようだ。
ヘナは練った直後に染毛力が最も高いが、練った直後はダマになり、塗りにくい……そこで、ブレンダーを活用してみたところ……
うちの佑ちゃんが真剣にブレンダーでヘナを溶かしてる。佑ちゃんのママに使うヘナだ……で、これは、お湯で溶かしている。お湯でブレンダーで、ダマなしに綺麗なペーストになり、お湯が人肌よりやや温かいくらいに冷めたころ、溶かしてブレンダーにかけてから、おおよそ20分後に、髪に塗りはじめた。10分もしないうちに塗り終わった。使用したのは、匂いが控えめなマハラニヘナです。塗り終わって驚いた。まはの手が赤オレンジに染まった。手早く10分足らずでヘナの塗布が終わったにもかかわらず、尋常じゃない手の染まり方………やはりブレンダーの威力だろうか。。。。ブレンダーが攪拌されるときに、大量の空気が混ざりこみ、そうして、酸素がヘナの色素ローソニアに供給され、染毛を助ける結果になるとか……そんなことはありえないのだろうか?
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