匂いが気にならずブラウン系に染まるヘナオレンジ・マンドゥール・プラス染毛実験
マンドゥールで白髪の赤味を抑えながら、ヘナや鉄分の匂いを抑える、ダブル抑えの配合
ヘナの匂いが苦手な人には、ヘナの匂いが気にならない白髪染めヘナオレンジは救世主的な配合。特に、若い女性や子どもさんの中には、ヘナ特有の匂いが苦手な人がいる。そんなときには、ヘナオレンジがおすすめではあるが、ヘナオレンジの問題点は、やっぱりヘナ特有の赤味が黒髪に入ってくる。あるいは白髪がまだらにある場合で、白髪をヘナしたいのだが、まだらな白髪にまるで赤い銅線のように色が入ってしまうと、そんな不満をよく聞く。もちろん、インディゴしたら、真っ黒にはなるが、そこまできっちりとする必要はなく、ヘナの赤味がそこそこ抑えられてくれれば、それでいいだという女性も少なくない。だから、ヘナの匂いが苦手で、ヘナの赤味がそこそこ取れればよい!という方には、ヘナオレンジ・マンドゥールプラスは最適な配合です。あるいは、学校に通っているお子さんが、ヘナすると髪が赤っぽくなるので困る!という場合にも、ヘナオレンジマンドゥールはおすすめ。では、どう染まるかを実験結果で見てみましょう。
マンドゥール(酸化鉄)プラスで、ヘナ特有の赤味が抑えられ、ブラウン系へ
マンドゥール(酸化鉄)を濃くしていくと、どんどんと色目はブラウン系へ触れていく。ところが、それと同時に、鉄臭さが増長してきて、ある一線を超えると、ヘナの赤味飛ばしの力が限界に達してしまうだけでなく(一定量以上を配合しても、それ以上の効果がなくなる)、鉄臭さが耐えられないほどに強くなってくる。いろいろと配合を実験したところ、マンドゥール10%配合で、かなり赤味を飛ばすことができるが、鉄臭さもそこそこ強くなるので、マンドゥールを7%程度に抑え、ヘナオレンジに配合することで、オレンジの香りでマンドゥールの鉄臭さを抑え、同時にヘナ特有の赤味を抑えることに成功した。
ヘナ特有の赤味を抑えるという、僅かなことで、全体の印象がかなり違ってくる(下のイメージ写真参照)
ヘナ100%などの場合、Aのように、白髪の部分が銅線のように見えてくる。太い髪の場合は白髪の量が少なくても、ヘナで染まった白髪が銅線のように飛び出して見えることもある。そんな場合は、Bのように、マンドゥール(酸化鉄粉)を配合するだけで、ブラウン系に落ち着く。このちょっとした違いは、髪全体で見た場合はかなりの違いとして認識されるので、バカにならない。もちろん、インディゴを使えば、もっと落ち着いたダークな色合いに染めることは可能だが、インディゴを使うまでもない場合、つまり白髪量が多くない場合や、黒髪でトリートメントにヘナを使いたいが、髪に赤味が入るのが困る場合は、マンドゥールプラスを試すといいと 思う。
実際に、ヘナオレンジ・マンドゥール(酸化鉄粉)プラスをしてみたが、使用感が快適で、アフターヘナもさほどヘナ臭くなく快適だった。
ヘナ遊トップ<実験室
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