ヘナの実験

間違いだらけのヘナ！ヘナの後石鹸シャンプーで髪を洗うの間違い……

ある方から寄せられた情報で、ヘナを洗い流す際、石鹸シャンプーを使うと色がしっかりし色落ちしにくいと、、、えっ、そうなの？と、、過去のヘナ遊の実験ではヘナと石鹸類との相性はよくない。つまり石鹸でヘナの色は落ちてしまうのだ。それではということで、再度、実験してみることにした。結果は一目瞭然、同じこと。

石鹸／石鹸シャンプー類はヘナを色落ちさせる！

上の写真のヘナの白髪束はまったく同じようにヘナで染めた。そして、最後、左の白髪束は水洗いで、右の白髪束は石鹸シャンプーで念入りに洗った。洗い流した直後、色がすでに少し薄くなっていた。しばらく放置すると、右の石鹸シャンプーで念入りに洗った白髪束は、さらに色が明るめに薄くなっていくのが確認できた。これはつまり……

ヘナを染めた後も、石鹸／石鹸シャンプー類で洗い続けると、ヘナの色は薄くなる？！

石鹸は色を褪せさせる、ということになるでしょう。ではヘナをしている髪に、通常はお湯洗いがいい？かと思うと必ずしもそうでもない。じゃ、ヘナをしている髪に日常はどうしたらいいかというと……

ヘナをしている場合、出来る限り、髪を洗わないのがいいでしょう！

自然染めの色は、石鹸類でよく落ちます。お湯洗いでも色落ちしないかというと、それなりに色落ちします。ですので、一番よいのは、できるだけ髪を洗わないこと！でもそんなことが可能なのかというと、はい可能です。

自然染め、草木染めで髪を染めるなら、髪を洗うのも草木洗いで！ハーブシャンプー香る髪のすすめ

使えば使うほど、不要になっていくハーブシャンプー香る髪などで日常のケアをし、ほとんど髪を洗う必要がなくなっていくのです。

補足：上記、白髪束、３ヶ月後の状況

石鹸で洗った白髪束と、水洗いのものとでは、差が一層広がっているように見える。 石鹸で洗ったほうの白髪束は、僅かに色褪せが発生しているのか？あるいは、 石鹸で洗ったほうの白髪束には、当然、何らかの石鹸の洗い残しが発生するんだろうか？ヘナは染めた後、空気にさらされて、色が深まっていく、発色が濃くなっていく、、、ところが、石鹸で洗ったほうは色の深まりがない、、ために色の差が広がっているように見えるのだろうか？いずれにしても草木染めと石鹸は相性が悪いということを示している。

ヘナは弱酸性であり、石鹸はアルカリ、、、このことが石鹸とヘナの相性が悪い理由の一つかもしれません。

ヘナの実験