
ヘナ染め方のコツ・ヘナを洗い流した後、ヘアドライヤーで髪を乾かしてはいけない!

ヘナを洗い流して、ヘアドライヤーですぐに乾かすと、写真のCのようにヘナは十分に発色しないかもしれない。

■ 写真Cは、マハラニヘナ石臼挽きを溶かし、3時間程度、漬け置いて洗い流し、すぐにヘアドライヤーで速乾させたもの。
■ 写真Bは、マハラニヘナ石臼挽きを溶かし、3時間程度、漬け置いて洗い流し、そのまま自然乾燥させた。インドの気候のため、だいたい3~4時間でカラカラに乾く。
■ 写真Aは、マハラニヘナ石臼挽きを溶かし、3時間程度、漬け置いて洗い流し、そのまま自然乾燥させながら、乾いてしまう前に、水に浸して水気を補うを一日繰り返して、最後は自然放置して乾燥させたもの。
ヘナ自然染めは酸化による発色プロセスが欠かすことができない
ヘナ染めは、早い話、「草木染め」、「自然染め」のため、空気に触れることで酸化して発色がよくなる。要するに洗濯をして、水に浸かってまた乾かしていくうちに風合いがよくなっていく。同じようなことがヘナ染めにも起こる。
ヘナ染め方のコツ<ヘアドライヤーを使わず自然乾燥させ、ヘナした後、数日は髪を軽くお湯洗いをする。

ヘナを洗い流した後、ヘナはヘアドライヤーを使わず自然乾燥すると、写真のBの発色となる。ただし、酸化による発色の深まりが十分でない。ヘナの後、数日は、入浴のたびに髪をお湯洗いしてやり、自然乾燥させると、写真のAのように発色がよくなっていく。この際、ヘナはまだ不安定のため、シャンプーや石鹸などは使わないように注意してください。
ヘナ染め方のコツ<ヘナを洗い流した後は、温かい部屋でタオルドライで自然乾燥させる>
寒い冬場は、ヘナを洗い流した後、湯船にゆっくりつかってヘナの発色を促進させ、さらに温かい部屋でタオルドライで自然乾燥させる。もし可能であれば、途中、湿り気を補いながら、数時間、タオルを巻いたまま、僅かな湿り気を補いつつ放置すると、ぐんと発色がよくなります。
ヘナはあくまで草木染め、、、化学的なヘアダイと異なり、染め方一つで染まり方が違ってきます。工夫を重ねながら、自分にベストな染め方を見つける、それを楽しみとしながら遊んでいきましょう!
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