ヘナの実験
ヘナ染め方のコツ・ヘナを洗い流した後、ヘアドライヤーで髪を乾かしてしまったらどうする?
ヘナを乾かすのは自然乾燥が一番いい。しかし、寒い冬、そうも言ってはいられない場合、ヘアドライヤーで乾かしてしまったらどうする?
写真Dは、マハラニヘナ石臼挽きを溶かし、3時間程度、漬け置いて洗い流し、すぐにヘアドライヤーで速乾させ、1日放置したもの(写真Cの状態)を、再度、水に濡らし、自然乾燥させ、さらに水に濡らし、自然乾燥させを、5回繰り返したもの。
写真Cは、マハラニヘナ石臼挽きを溶かし、3時間程度、漬け置いて洗い流し、すぐにヘアドライヤーで速乾させたもの。
写真Bは、マハラニヘナ石臼挽きを溶かし、3時間程度、漬け置いて洗い流し、そのまま自然乾燥させた。インドの気候のため、だいたい3~4時間でカラカラに乾く。
写真Aは、マハラニヘナ石臼挽きを溶かし、3時間程度、漬け置いて洗い流し、そのまま自然乾燥させながら、乾いてしまう前に、水に浸して水気を補うを一日繰り返して、最後は自然放置して乾燥させたもの。
再度、髪をお湯洗いし、自然乾燥させる、を繰り返すことでヘナの発色が進む。
ヘナ染めの後、乾燥させてしまうと、発色が止まってしまう(写真C)。酸化とはいえ、湿った状態で空気に触れることで発色が進むためだ。仮にヘアドライヤーで乾燥させてしまった場合でも、再度、髪をお湯洗いして自然乾燥させれば、それを1週間程度繰り返せば、そのたびに発色が少しづつ進み(写真D)、写真Aと遜色がない状態にまで発色する。
ヘナ染め方のコツ<ヘナした後、数日は髪を軽くお湯洗いし、可能なら自然乾燥させる。>
仮に髪を洗った後、ヘアドライヤーを使うにしても、半乾き程度にして、あとはタオルドライでしばらく湿った状態で空気に触れさせておくことで、発色がぐんとよくなる。
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