ヘナの実験
これが2012年マハラニヘナの実力……純度鮮度高く、高染毛力を保持
2012年12月4日ヘナの産地からレポート
染毛力、今年はレベルが高い!機械挽きのマハラニヘナがこの染まり!

今年は、すべてのヘナの葉を、オルビ地方で買いあさった。その買い集めに、一ヶ月近くかかり、まだ続いている。こんなにヘナの葉の買い付けに時間をかけたことも、いままでにない。。ヘナの葉の買い付けだけで、1ヶ月!!!気が遠くなりそうな日々だ。
そして、その成果が、こうして目の前に見えると、俄然、やる気が出てくる。2012年のマハラニヘナ機械挽きは、な、な、なんと、2011年産のマハラニヘナ石臼挽きの染毛力を超えてしまった!のだ。。。。。このテストは、2012年マハラニヘナのロットから、任意抽出して10回程度行ったが、すべて平均的に同様の結果だから、ほぼ間違いがない。
新しいヘナは、いつも染まりがよい!=ヘナは古くなってくると色素が減退していく
なぜ、今年のヘナが去年のヘナより染まりがいいのか?それは単純な理由……ヘナは月日とともに、少しづつ色素を失っていくからなんです。だから、2011年のヘナはわずかづつだが、色素を消失し、だから、2012年のヘナにはかなわないと、それだけのことなんです。だから、新しいヘナはいつも、古いヘナより染毛力がよい、、、、と、こういうわけなんです。
ただし、ただし、それには落ちがあって、2012年産のヘナのなかから、2011年のマハラニヘナ石臼挽きと同様以上の染毛力を有するヘナを見つけるのに、1ヶ月近くかかってます。そうそうは、よいヘナはないと、そういうことなんです。そういう意味で、2011年マハラニヘナは、依然として、とてもよいヘナなんですが、それにしても、今年、2012年のヘナは、ちょっとレベルが高いです。
ヘナの純度をあげる手順が、高い染毛力を下支えしている

写真がヘナ高速化粉末化装置。一日に5トンは軽く粉にしてしまう。そんなハイパワー装置。実は、この装置には、それ自身にフルイのようなものがついていて、粗い繊維質を吐き出す。

粉末化装置の下から、粗い繊維質がかなりの量が吐き出される。普通は、これらの繊維質は再度、粉末化装置にかけてしまうが、マハラニヘナの場合は、すべて排除する。

拡大写真……ヘナの葉とヘナの繊維質が混ざったものが吐き出される。
新しいヘナはいつも染まりがよい!?2012年マハラニヘナの染毛力で、ヘナの葉の選別工程を説明したが、この粉末化の際の選別工程が4番目の選別工程にあたる。

こうして粉末化されたヘナの粉が上の写真。鮮度抜群!染毛力抜群、2012年マハラニヘナ(機械挽き)でございます。ただ、実は、この後に、さらに選別工程がある。第5選別工程。。これは、この粉全体を、巨大な回転シフターに投入する。回転シフターは60メッシュで繊維質を取り除く。これだけの工程で、マハラニヘナは、ヘナの葉の純度を高めることで、高い染毛力を保持できるのです。
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