実験インディゴと酢の関係

インディゴは混ぜものに弱そうであることが、実験を繰り返す中で、わかりつつある……ような気がする。インディゴとレモンの関係、インディゴとアムラの関係、インディゴとヨーグルトの関係、インディゴとオイルの関係……この関係をこれから、何度となく検証してみようと思う。今回はインディゴと酢の関係を実験してみた。
インディゴは酢にも弱かった……あくまで実験上でのことですが、、、、

色の見え方はモニターによってかなり違うことがあります。
Aインディゴ+酢染
インディゴ10g に、お湯40g+酢10g を溶かし、すぐに白髪束を入れ1時間で洗い流し、自然乾燥後、1週間後の様子。
Bインディゴ染後、酢止め30分
インディゴ10gにお湯50g で溶かし、すぐに白髪束を入れ、1時間で洗い流し、お湯30g に酢20g の溶液に30分浸けて、酢止めか?みたいなことをしてみた。自然乾燥後、1週間後の様子。
Cインディゴ染のみ
インディゴ10gをお湯50gで溶かし、1時間で洗い流し、自然乾燥後、1週間後の様子。
結果は一目瞭然。Cが一番しっかりと濃く染まっている。Bのインディゴ染の後に、酢止めは逆にインディゴを流してしまっているように見える。Aのインディゴ+酢染は壊滅という感じで、インディゴの染毛力をかなり減退させている。
Bの酢止めみたいなことの最中、水30g と酢20gの溶液に、インディゴらしいものが溶け出してくるのが見えたため、これは色が落ちているのではないかな~と思ったんですが、案の定、そうでした。インディゴは酢に弱いってことなのか。。。
しかし、昔から、色は酢で止めるというのがある……。今回の実験では、必ずしも酸止め効果は上がったようには見えない。これは、ちょっと方法を変えて、再度、実験してみる必要があると思う。
ちなみに酸止めでぐぐってみたら子供の剣道着。色落ちしない洗い方(「酢止め」?)教えてくださいに、こんな面白い記事があった。ここにも、藍=インディゴの酢止めの方法が書いてあるが、まはの目に留まったのが、酸止めのことでなく、「剣道着は藍色の成分に殺菌作用があるので、しょっちゅう洗うものではありません。 稽古が終わったら陰干ししておきます」 つまり、髪にインディゴを使うということは、髪をしょっちゅう洗う必要がないようにしてくれるってことなんです。
インディゴは混ぜ物に弱いのか?参考記事

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