ヘナの溶かし方:常温の水か?熱湯でない暖かいお湯で溶かすのがよいか?

ヘナを溶かすのは熱湯かぬるま湯か?の実験で明らかになったが、ヘナは熱湯に特に弱い。ここでぬるま湯と言っているが、50度程度のお湯はぬるま湯とは言わないらしいので、50度~60度のお湯と言い換えることにしたが、この熱湯でないお湯で溶かしたヘナと、常温(インドは常温の水は30度くらいと思う)の水で溶かしたヘナとの染まりを比較してみた。
ヘナは50度~60度のお湯で溶かすと発色がよい

使用したのはヘナ石臼挽き。まず驚くべきは、溶かして15分ほどで1時間染めたにもかかわらず、意外にもよく染まっていること。コレには驚いた。常温も検討しているが、やはり暖かめのお湯、50~60度のお湯で溶かしたもののほうがよく染まっている。15分放置したのは、7gほどを溶かしているため、7gの場合、15分ほどで、常温水溶きも、お湯溶きも、ほぼ同じくらいの温度に冷めるからだ。溶かして、どちらも同じ温度になった頃に、1時間の染め実験を行ったというわけ。染めている間はほぼ30度ほどに温度が保たれていたと考えることができる。
- 参考記事
- ヘナを溶かすのは熱湯かぬるま湯か?
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