シャンプー
香る髪でヘナ&ハーブシャンプーしてみたら、髪が赤っぽく染まっていました
質問:香る髪を参考に、シカカイ大匙2、ヘナ&アムラ大匙1ずつ、カチュール小さじ1/2で、 塗布後10分放置して、しっかり流して、お風呂出た後にドライヤーで乾かしたら、髪がいい感じに赤っぽく染まってしまいました。 実は、黒髪が気に入っていたので、あんまり染めたくはなかったのです。 今日の感じの色は気に入っているんですが、 これから、ハーブ洗髪を続けていると、ますます染まっていってしまうんでしょうか ??? 夜中にヘナを楽しもうかと思っていたのですが、赤く染まるのが怖くて、チャレンジ出来ません~~~。
答え:ヘナで染まる髪には、染まらなくなるまで、ヘナするのがいい
まは:なるほど・・・これについては、ちと説明がいりますね。まず、香る髪で、簡単なシャンプー・トリートメント程度で、赤っぽく染まっていたということで、言えることは、意外と、髪が傷んでいたんだろうということではないでしょうか。染まることを心配する、、、、というのもあるんですが、それ以前に、髪を傷めてしまっていたのだなと、いう点、理解する必要があると思います。
あるいは、石鹸シャンプーを毎日、使い続けて、油抜けを起こし、油抜けのために、毎朝起きると頭が爆発している友人がいたんですけども、彼にヘナしたら、ぱっと見、見事に赤っぽくそまっていました(もっとも赤っぽくということで、ヘアダイで赤く染まったというのとは、まったく意味合いが異なります。)
これは、髪には適度な油が必要です。油がないと、あるいは、髪に必要な油も落としてしまうと、髪と髪がたがいに擦れあって、やっぱり髪が傷んでしまいます。そればかりか、朝起きたら、頭が爆発していて、出勤前に、蒸タオルして、爆発を抑えたり、ムースを使ってみたり、いろいろと手間がかかってしまいます。
逆にいうと、油を落としすぎていない髪、あるいは、ヘアダイなどのケミカルを使用していなために、あまり傷んでいない髪は、ヘナでも、ほとんど染まりにくいということがいえるでしょう。
ああ、数日前、ちょうど、ヘアダイで髪が傷みがちな女性のヘナをして、三日たったところです。最初は、若干、明るい目、赤い感じにそまりました。ところが、三日たつと、かなり落ち着いている・・・それは、サイトでも説明していますが、こういうことなんですね。
ヘナは最初は、染まりやすい・・・数日すると、だんだんと色が落ち着いてくる。最初、赤っぽく、光っていても、だんだんと落ち着いた色、暗めの茶髪程度にまで、色が落ち着いてくるのが一般的。
理由は、ヘナは、どうも、酸化?による影響か、数日たつと、色が落ち着くようなんです。たとえば、白髪を染めます。ヘナを流して一日めは、赤オレンジ!って感じに染まっています。ちょっとはずかしいわ・・。ところが二日目、三日目とたつと、なんだかずいぶんと色が落ち着いている・・・これなら、インディゴも不要かしら、という感じにまで、落ち着く。このお返事をしているころは、シャンプーして、そう、1日経過しましたので、若干、色も最初と比べて、赤味が目立ちにくくなっているかもしれません。
ヘナ前(写真上左ないし最初)はヘアダイで髪が少し傷んでいる↓↓↓↓↓↓↓↓↓ヘナ直後は一時的に少し赤味が強かった(写真上右ないしは二番目)がヘナ三日後(写真下)は色がかなり落ち着き 髪に艶が出、まとまりがよくなっている↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ヘナすると、何よりも嬉しいのは、髪に艶が出てくることと、髪がまとまりやすくなること
写真の彼女は、インドの美容室でヘアダイをやってもらったら、髪が傷んでしまったそうだ。これは、インドでやったから、ということだけだはないと思うけどねーーー。ヘアダイは髪は犠牲にして見た目の色を選ぶ方法だと思います。そのせいか、髪が傷んで、髪が膨らみやすく、扱いにくくなったと言っていました。髪は茶髪に染まっていたので、ヘナで一時的に赤っぽくなるかなーーと思っていたところ、意外に多少の赤味程度で、そんなには赤くもならず、三日もしたら、逆に髪の色は落ち着いてきた。また、地毛が伸びてきた部分との軽い段差、いわゆる軽いプリン状態だったところ、ヘナだけで、段差がかなりわかりにくくなりました。
髪にハリが出てきた!
写真の上と下の大きな違いは、ヘナ後は、やっぱり髪自体に艶がでていることでしょう。それともう一つ大きな違いは、ヘナ後は髪にハリがでるためか、癖がかなり減っている。癖というのは彼女は、ただいま、髪を伸ばしている最中で、髪を後ろでいつも縛っている。ヘナ前も、ヘナ三日後も、髪を縛っていたのをはずしてもらっての撮影。わかります?この違い。上の写真では、髪にはりがないために、縛り後がしっかりとわかる。ところが、下のヘナ後の写真では、縛り後がわかりにくい。つまり、ヘナ後は、髪にハリが戻ってくるために、髪が元の形に戻りやすい、だから、もちろん、扱いやすく、まとまりやすい髪になるってことなんですね。
今回(上の写真)のシンプル・ヘナレシピ for 傷んだ髪
- マハラニ・ヘナ150gを使用しました。
- ヨーグルト(無糖)大匙3杯:傷んだ髪、地肌にとてもよい。トリートメント効果。
- ヘナを熱い紅茶で溶き、3時間寝かせたものに、塗る直前、無糖ヨーグルトまるまる一個分混ぜた。傷んだ髪は、最初のヘナではどうしても髪の仕上がりがキシミます。そこで、ヨーグルト。傷んだ髪には定番です。
お便り:『シャンプーだけでも、染まってしまったのですが、隔日シャンプーで、どんどん赤みが増してしまうと言うことはないのでしょうか?放置時間を短くしても、シャンプーの効果はあるのでしょうか??ヘナをするとなると、やっぱりインディゴの重ね染めが必要でしょうか??』
まず、隔日シャンプーでも、どんどんと赤味が増していくというより、赤味が深まっていくと思います。それは、一番わかりやすいのは、白髪をヘナで染めた場合です。最初、白髪は赤オレンジに染まります。わーーー、ほんと綺麗ねぇ~、 にんじんみたい、と、こうなるわけなんです。ところが、そこにヘナを重ねて重ねていくと、だんだんと、にんじんがレンガ色っぽくなり、さらに、先にすすむと、茶色が増してきて、赤も深みが増してくることが多いです。もちろん、これは、髪質や髪の状態によっても違うことがありますので、一般的にです。
お便り:『放置時間を短くしても、シャンプーの効果はあるのでしょうか??』
10分放置されたそうですが、数分でOKです。コップ一杯程度の水を沸騰させ、そこにに、ハーブ粉、大匙1~2杯程度を投入して、火を止め、それが常温に戻ったころに使います。まず、地肌によくつけながら、頭皮のマッサージをします。そのあと、ハーブ液が足りないときには、頭からお湯を少しかけて、髪全体に伸ばします。サイトのほかのところでも説明していますが、髪が傷みがちの場合は、あまりハーブ液を髪全体につけて、放置しないほうがいいでしょう。あるいは、ハーブ液を薄くしますが、薄くすると、髪全体にはちょうどよい感じの濃度、仕上がりになりますが、地肌部分がすっきりしないと感じてしまうことがありますので、地肌部分にしみこます程度の少なめのハーブ液をいつもより濃い目で作ります。コップ一杯程度の湯に大匙2杯程度のハーブ粉をいつも使っているとしたら、だったら、コップ半分の湯に、大匙2程度のハーブ粉を投入して、ハーブ粉は同量ですが、ハーブ液少な目、結果、濃い目のハーブ液ができあがりますね。これで、まずはすっきりしたい地肌にしみこますようにしながら数分、頭皮マッサージを行います。当然、髪全体にはいきわたりません。そこで、地肌マッサージが終わったところで、少しの湯を頭からかけて、髪全体に伸ばして、もみ洗い、すぐに流してしまいます。ます。地肌の濃い目のハーブ液が薄まって髪全体に伸びていきますので、地肌は濃い目のハーブ液で洗え、髪全体は薄めのハーブ液で短時間でトリートメント的に洗髪できます。こうすることで、洗髪後の髪の軋みが減り事があります。また、ハーブ液に少量の無糖ヨーグルトを混ぜておいてもいいでしょう。傷んだ髪には、ヨーグルトで軋みを減らすことができることが多いです。
ヘナで染まらなくなるまでヘナしよう!
お便り:『 ヘナをするとなると、やっぱりインディゴの重ね染めが必要でしょうか??黒っぽく落ち着いた色をキープするにはインディゴの重ね染めするしか無いのでしょうか???』
はい、最初は、もし心配なら、インディゴがちょっとあるといいかもしれません。でも、最初だけでしょう。最初は、ヘナ後、赤味が強くでたとしても、ヘナを繰り返していくと、落ち着いた仕上がりになることが多いですから。ですので、必要だとしたら、赤味が出たときの、万が一のときのために、最初だけあったほうがいいかな?という程度で、基本は、ヘナで染まらなくなるまで、ヘナしましょう!ということなんですね。
ヘナで染まる髪には、染まらなくなるまで、ヘナするのがいい
いくら、シカカイにトリートメント効果があるにしても、その効果は短期間しかもちません。だんだんと、要領を得てくると、シカカイで洗髪したあと、硬い髪もスルスルになっていきますが、髪が傷んでいると、シカカイのトリートメント効果が体感しにくいことがあります。なぜなら、シカカイには、ヘナのように、髪に接着する作用がありません。つまり、傷んだ髪はヘナで補修する、、、染まらなくなるまでヘナしてあげるほうが、結局、あとあと楽チンです。