ハーブでシャンプー、洗髪回数がなかなか減らない
質問：「ハーブで髪を洗うと洗髪回数が少なくて良くなる」というサイトのコメントで、私もハーブシャンプーを始めて一ヶ月たちましたが、毎日、髪を洗わずにはいられません。私は昔から髪を１日洗わないと頭皮が油っぽくなり、臭くもなり耐えられない状態になります。それがずっと嫌で毎日洗っていました。期待を込めてハーブシャンプーを始めましたが、やはり１日たつと油っぽくなってしまい、結局ずっと毎日洗っています（ハーブで）。ただ、髪の洗い上がりはとっても良く、びっくりしていますが・・・。それと、シカカイが目に入るとアレルギーが出てしまうようです。ハーブで髪を毎日洗わなくても良くなるコツ・・あれば教えて下さい。
ヘアダイ、パーマなんでもござれ、毎日のようにコーティング剤入りのシャンプーしてて、突然、『何もしない！』のがいいからと、何もしなくしたら・・・ああ、最悪！まずは、ゆっくりと、ヘナやハーブを使いながら、少しづつ少しづつ、最初は手間がたくさんかかってしまったとしても、惜しまず、楽しみながら、遊んでいくと・・・はっと気がつくと、あらら、そういえば、ワタシャ、一週間前に髪を洗ったきりだったわと、気がついて驚く・・・だからといって、髪がひどい状態ではまったくなく、とってもいい感じ・・そんな経験をした人はまはだけでないから・・・まぁ、だまされたと思って、しばらく実験してみることいい。でも、要領が悪いと、ああ、やっぱりだまされたと思うかもしれないなーー。だから、ヘナ遊でこんだけの情報を出しているってわけ。まず、何もしないってのは、これ、究極であって、基本は、できるだけ少ないケアが最高のケア！ということ。それがどうして？なんでそうなるのか？について、まは流、超勝手な理論をまずは読んでみてくだされ・・・・
答え：油を出しすぎる頭皮、地肌の改善には、まずはヘナ！
まは：ハーブで髪を洗っていると、洗髪回数が減る、、とういう点、確かに誤解を誘うかもしれませんので、再度、まはがそれで意味していることをお伝えしたほうがいいでしょう。
洗髪回数が減るまでに、まはは、なんと一年の試行錯誤の日々を費やした！
まはも油症、フケ症、一日でも髪を洗わないと頭皮が痒い痒い症。１ヶ月で、ハーブだけで、現在のやり方になったんではないんです。実は、１年以上、かかりました・・・あはは！理由は、誰も、詳しく教えてくれなかったこと・・・・インドの人でも使い方をまともに知らない人が多かったことが一番大きかった理由かな・・・。使い方がよくわからないので、なかなかうまくいかない・・・それで、ついつい、やっぱり合成に戻っては、また、ハーブ洗髪を試してみる・そんなんでした。いまは、ヘナ遊サイトに、いろいろなやり方の情報があるので、その点はok。もし、まはに適切な情報があった場合でも、まはの洗髪回数が減ってくる兆候が出てくるまでには、１ヶ月以上かかったかもしれません。移行期間というのは、その期間が、どの程度で済むのか、人によっては、長くなれば、わずか、一回で、ハーブに開眼してしまう人もいます。これは、人さまざまで、とにかくやってみる・・・やってみて、なかなか、うまくいかない場合は、あれやこれやと手を変えながら、試行錯誤する、こんなプロセスになります。
お便り：『私は昔から髪を１日洗わないと頭皮が油っぽくなり、臭くもなり耐えられない状態になります。それがずっと嫌で毎日洗っていました。』
昔から、とおっしゃっていますが、そう、何年くらいでしょう？もし、１０年以上続いていて、あるいは、２０年近く続いている場合は、これ、急に、ハーブ洗髪にしても、結果はすぐには出てきません。まはの経験的な理由付けを、サイトに掲載していますが、地肌がなぜ、油を出すかというと、髪に油が必要だからです。必要だから地肌に油を出す仕組みがあります。ところが、これを人工的なことをすると、たとえば、合成シャンプーや石鹸シャンプーなどで、油をとりすぎるてしまうと、地肌が油の増産を始め、ですので、洗っても洗っても、すぐに地肌から油がでてきて、べとついてしまいます。逆に言うと、油を落としすぎないように髪を洗う、適度に油を落とすようにしていると、おのずと一定の期間（人によって期間が違う）が経過すると、適正な油の分泌量になってくるはずなんです。でも、慢性的に地肌が油の過剰生産の癖がついていると、急にハーブに変えても、なかなかもとに戻りにくいことが一点あります。
油を洗いすぎて、地肌から油が出すぎるようになり、それで、毎日、髪を洗わないと綺麗になった感じがしない・・・現代のヘアケアでは、多くの皆さんがこれが普通の状態なんだと思い込んで毎日のようにシャンプーしています。これが、普通の慢性的な状態だと思います。
ただ、頭皮の油の場合、理由はこれだけでないようです。それが内的な理由によるものの場合、若干、別のことにも、つまり、ヘアケア以外の部分にも注意が必要となる場合もありますが、ここでは、とりあえず、ヘアケアでできることの範囲で、どんなことができるかを、試行錯誤します。（別の言い方をすると、外側からのハーブなヘアケアだけでは対処しきれないこともあるということは否定できないと思います）
質問：『毎日洗わなくても良くなるコツ・・あれば教えて下さい。』
答え：油を出しすぎる頭皮、地肌の改善には、まずはヘナ！
これは、まはの経験から出た結論です。ハーブ洗髪への移行期間というのは、最初、どうしても、地肌の油が気になってしまうことが多く、ハーブ洗髪にしたものの、やっぱり毎日、洗髪しないと、綺麗になった気がしません。もちろん、お湯洗いで済むなんて、夢の話みたいなものですね。そんなときは、まはは迷わずヘナ・トリートメントを試してみることをススメているんです。なぜかというと・・・
ヘナは白髪染め、髪のトリートメントだけじゃない！
ヘナは、日本では、一般に、染めるもの、白髪染めとか、トリートメントするものと思われています。でも、ここインドでは、それが主であるわけではありません。
インドのヘアケアの基本は、地肌ケアです。
地肌、命と、地肌を養うために、ヘナやハーブを使う、これがインド数千年の、女性たちのヘアケアです。早い話、ヘナで髪を洗う、あるいはトリートメントする、ケアしているとよい髪が生えると、その理由は、ヘナは地肌にいいからだと、そんなお話で、伝統的に使われてきたと、こういうことなんです。地肌、頭皮から出てくる油を適正にするには、地肌を養うこと、ケアすることが大切と思います。
また、油が頭皮からたくさん出ていますので、ヘナにシカカイを混ぜて、トリートメントしましょう。ヘナシカです。ヘナにも、それが粉という性質で、適度に油を吸着する性質がありますが、油分が多いので、天然の石鹸成分が含まれているシカカイを適量混ぜることで、洗いあがりをさっぱりさせるためです。一回のヘナトリートメントで、ヘナ大匙５杯使うとしたら、シカカイ大匙１程度～はじめてみましょう。もちろん、レモン汁も、一個まるまる投入してもいいでしょう。場合によっては、無糖ヨーグルトを大匙１～２杯程度、まぜてたりもします。さらに、エッセンシャルオイル、たとえば、抗菌殺菌力が強いユーカリ、あるいは、モティアなどもいいでしょう。
お便り：『ハーブでの髪の洗い上がりはとっても良いいです。びっくりしています。』
でしょ・・・だから、こそ、もうちょっと続けて欲しいんですね。最初は、ハーブもたくさん使います。でも、いろいろとやり方を変えたりして、試行錯誤してください。
お便り：『ただ、目にシシカイが入るとアレルギーが出てしまうようです。』
あはは！これは、まはも同じです。シカカイには結構強い殺菌作用があり、これが目に入ると、しみます。目が真っ赤になってしまいます。だから、目に入れないように注意しながら・・・やるしかないんですなーーー、こればっかりはなんともできないんですね。まぁ、むかしから、インドでは、目に入ると大変にしみるけども、害はないと言われております。みんな目を閉じながら、シカカイを使ってたのかな？とも思ったりします。
お便り：『毎日洗わなくても良い状態にするには何かコツがありますか？』
まず、ハーブ洗髪のやり方としては、お湯に混ぜて、しばらく馴染ますといいでしょう。そう、お湯を沸騰させ、そこにお気に入りの量のアムラとシカカイを入れます。そうして、火を止めて、１時間～一晩程度、馴染ませますと、シカカイとアムラのエキスがとてもよく出てきます。これに、レモン汁を混ぜたりします。
まずは、最初のうちは、ヘナにシカカイを混ぜたもので、ヘナトリートメントを行って、その合間合間に、ハーブ洗髪をしましょう。ヘナトリートメントとは、ヘナやシカカイをペースト状にねって、湯煎して温めてから、髪に塗り、それを１時間～２時間程度、放置してから洗い流すことです。そこにレモン汁、ヨーグルトなどを入れるとよいでしょう。ぜひ試してみてもらって、結果を聞かせてください。
