頭皮がかなりの脂性。毎日髪を洗わないと髪がべたついて髪がペシャンコになります。私に適切なハーブシャンプーの方法は？
質問：私はかなりの脂性の頭皮なので、毎日髪を洗わないと、次ぎの日のお昼頃にはもう髪 がベタベタしてきて、地肌が見えて、ボリュームもペシャンコになってしまいます。でも、初回のハーブシャンプー後、次ぎの日は髪を洗いませんでしたが結果はやっぱり油っぽくはなるものの、ペシャンとしないで髪は「張り」を保っていました。これは私にとってはすごい事です。これなら、隔日の洗髪でいけるのではないか？と思いました。 テレビCM でやってる「2週間で髪が健康に！」とか言っているものより速効性があって全然いいと思います。リタをまぜてハーブシャンプーしてみようと思うのですが、これはどうでしょうか？
答え：まず、これ、原因と結果が逆だと思います。自分の経験から来る理解では、髪を毎日、シャンプーなどで綺麗綺麗と洗い続けると頭皮が脂性になります。
まは：まはも脂性でしたが、市販のシャンプーをやめて、ヘナやハーブでケアするようになってから、しばらくすると、頭皮の油分泌が適正になったようで、さすがに２週間程度、髪を洗わないと、若干、頭が油っぽいなーーと感じますが、さもなければ、頭皮が油っぽいと感じることはありません。それと一点、追加していうと、２週間程度して、頭が油っぽくなったなと思っても、昔、シャンプーしていたころのように、一日、頭を洗わないだけで、頭皮が油っぽくなり、なお、臭くなる、痒くなる、フケが出る、といったことはまったくありません。２週間ほどたつと、頭が油っぽくなっても、それだけです。自分的には、まったく臭いとは感じません。ただ、これ、自分の体臭は出ていると思いますので、他人が２週間無洗髪のまはの頭の匂いをかいだら、これ、まはの匂いがする！とは言うと思いますが・・・大きな違いは、かつては、たった一日、シャンプーをサボっただけで、自分的に、髪が油っぽくて、痒い、臭い・・・クセ～～～ェと、自分でもはっきりとした自覚症状があった。。。。頭からツーーンと嫌な臭いがにおってくた・・・だから、頭を洗ってないときには、人に近寄られるのが嫌だったんですね。でも、いまは、２週間髪を洗わなかったとしても、自分的には、臭いとは思ったことがない。大きく不快な思いはしない・・・だから、人に近寄られたところで、なんとも思わない・・まぁ、人は、まはの臭いがする！と思うかもしれないですけども・・・あはは！・・ここが大きな違いです。
お便り：『リタをまぜてハーブシャンプーしてみようと思うのですが、これはどうでしょうか？』
答え：地肌をすっきり洗いたい場合はシカカイを濃い目にしたらいいでしょう。
リタの使い方には注意が必要です。リタには天然の石鹸成分サポニンがかなり含まれており、インドでは、伝統的に洗髪に使われてきました。ただ、インドと日本のヘアケアの習慣、いえ、正確には、昔のインドと現代の日本のヘアケアの習慣の違いのために、リタはオイルマッサージをした後くらいしか、おすすめではありませんが、もし使うとしたら少量を使い、さっぱり感がでてきたら、さらに減らしながら、使いすぎに注意してください。
まず、インドの女性は、サリーを着ています。そして、髪はほとんど切らない。サリーには長い髪が似合いますが、切らないといっても、ちゃんと編んでいるんですね。後ろで髪を綺麗に編んでいます。で、髪を長く伸ばすには、いくつかの問題があって、それは、髪と髪が擦れて摩擦が生じると、髪が傷みますので、これを防ぐのが、髪を伸ばすためには大切です。特に、インドは気候の関係で、乾燥していますので、髪が髪を乾燥から守る必要があり、それで、インド女性は、髪にたっぷりめのオイルを使います。たとえばココナッツオイル、これを髪全体にしみこませて、髪を編む、と、こういったことなんですね。ヘアオイルをしっかり使う髪を洗うには、やはりリタが適切です。ケミカルも使っていないので、傷んでいませんので、リタで、定期的にオイルを洗い落として、また、新しいオイルをつけると、こんなやり方なんだと思います。リタは、こうした油分が多い髪には適切です。
現代人はさっぱり好み。ヘアオイルをしっかり使う昔の人のヘアケアとは習慣が違います。
ところが、現代の日本人のヘアケアの習慣は違います。昔は、油をたっぷりで、髪を結っていましたが、現代は、石鹸やシャンプーが西洋から流入して、とにかくさっぱり髪を洗う、油を落としきってしまう方法が定着しています。もちろん、ヘアオイルなどをたっぷりと髪につける習慣はありません。あえていうと、ジェルとか、ムースなどを使って整髪しますが・・・こういう髪に、リタを使いますと、正直、髪、バサバサになってしまいます。髪から油分が落ちすぎて、地肌もつっぱる感じにもなりますので、通常の場合は、リタはおすすめでないです。もちろん、ヘアオイルで、頭皮マッサージを行った場合には、リタを混ぜてもいいですが、シカカイの濃度をあげることでも対応できます。シカカイにも、リタほどでないにしても、天然の石鹸成分サポニンが含まれていますので、頭皮のオイルマッサージの後、シカカイの濃度をあげて洗髪する、あるいは、シカカイで二度洗いする、といったことで、油分をさっぱりできます。
お便り：『でも、初回のハーブシャンプー後、次ぎの日は髪を洗いませんでしたが結果はやっぱり油っぽくはなるものの、ペシャンとしないで髪は「張り」を保っていました。これは私にとってはすごい事です。 これなら、隔日の洗髪でいけるのではないか？と思いました。』
無理やり洗髪を隔日にする必要はありません。まはの場合は、昨日に髪を洗った翌日に、また髪を洗おうとしても、洗いたくないのです。だって、綺麗だから・・・そもそも、洗う必要がないんですね。なんで洗うの？ってなもんです。そんな感じで、間が開いてくるんであって、洗髪を隔日にすべき、ということではありません。そもそも、移行期間は、毎日洗髪しても構いません。やれることは、今日、しっかりと洗髪したら、じゃ、明日は、ハーブ液を薄めにして洗髪して、様子を見る。薄めでもさっぱりと綺麗になったと感じるかもしれません。大事なのは、頭がいつも爽快で、気持ちいいと感じる状態、これがいいと思います。あるいは、ハーブ洗髪をした翌日は、湯シャン、お湯で綺麗に洗ってあげる、これでもいいでしょう。ご自分にあったやり方を遊んでみてくださいね。
