石鹸シャンプー暦5年、シャンプー後、すぐに頭が臭くなり髪はベタベタです
質問:石けんシャンプーで、すぐ頭が臭くなり、髪はベタベタになりがちです(石けんシャンプー暦5年)。また、気の迷いでパーマ(ストレートパーマ)を当ててしまい、石けんは使いづらくなるかなと思いました(よりべたつく?)。以前、お湯だけ洗いをしていて、それでもわりと良かったの で(2日ごと。におい無し、フケ少々、髪はパサベタ)、ハーブを使えばより満足がいくのではと思っています。よろしくお願いします。
まは:はい、まはの経験とよく似ています。ぜひ、ハーブなシャンプー・・と、いうか、ハーブなヘアケア方法をお試しください。最初、ちょっとの時間がかかるかもしれません。突然、ハーブに切り替えても・・最初は、仕上がりはある程度、向上すると思いますが、地肌の改善してくるのに、多少の時間がかかると思います。というのは、
お便り:『私は石けんシャンプー暦5年』
だからです。インドでは、よく言われることですが、髪は頻繁に洗いすぎないように、洗う場合でも、髪の油をとり過ぎないように、洗うのがよい、ということがあるのです。すでに、洗いすぎ暦5年ですので、地肌が改善してくるのには少し時間がかかると思います。洗い過ぎない、油をとり過ぎないで、髪をケアする、もちろん、普通のシャンプー剤などは使わない・・・なぁ~んてね、ぱっと、こんなことを聞いたら、えっ?なんで??って、そんなことしたら、頭が臭くなるし、気持ち悪いでしょ!って・・不潔って、思うかもしれません。
まは、勝手に断言、現代のヘアケア方法は誤っている!容器に入ったシャンプー剤という固定観念
まは、勝手に断言してしまいますが・・・誤った現代のヘアケア方法に慣れている場合、髪を頻繁に洗わない・・・少なくても、毎日のシャンプーはしない、としたら、あるいは、洗っても髪の油をとり過ぎないように洗ったら、もう臭くて、痒くて不快な思いをするだけでしょう。『誤った』現代のヘアケア方法が唯一のシャンプー方法という、その固定観念にとらわれていれば、まはも同感、不潔ってね、思います。
ヘアケアのやり方を180度転換したら、昔ながらのやり方になった
でも、ここで、ヘナ遊で、まはが皆さんにお伝えしているのは、180度転換した、新しい・・・でも、実際は、めっちゃ古い、ヘアケア方法なんですね。こちらの方法ですと、髪は洗いすぎない、髪の油をとり過ぎない程度に、ほどほどに洗うほうが、より清潔で、何よりも、髪にいいと言えます。
お便り:『以前、お湯だけ洗いをしていて、それでもわりと良かったので』
はい、これ、究極です・・お湯洗い!ただ、現代のライフスタイルでは、なかなか、お湯洗い、この究極へたどり着くことが難しいようです。また、お湯洗いで頭爽快人生!に一歩前進するために、ハーブで洗髪をおすすめしています。
お便り:『以前、お湯だけ洗いをしていて、それでもわりと良かったので(2日ごと。におい無し、フケ少々、髪はパサベタ)、ハーブを使えばより満足がいくのではと思っています。』
はい、可能と思います。少なくても、まはは、そんな感じですから・・・。また、これは季節によっても、若干、調整が必要で、たとえば、日本の梅雨時などは、工夫が必要になります。それ以外の季節では、ハーブ洗髪で、中二日程度 は湯シャンで、頭爽快、仕上がり良好を維持できると思います。
ケミカルは避ける
そのためにも、できたら・・・『 ストレートパーマ(縮毛矯正)をしています』・・ストレートパーマなどは、避けたほうが懸命でしょう。強いケミカルは地肌を傷めます。地肌が傷むと、すぐに頭が臭くなる、痒くなる、不潔になります。また、それ以上に、よい髪が生えにくくなってしまようなんです。
ヘアケアの基本は地肌ケア
インドのヘアケアは、= 地肌ケア といっても過言ではありません。ヘナは、日本では、一般に、染めるもの、白髪染めとか、トリートメントするものと思われています。でも、ここインドでは、それが主であるわけではありません。インドのヘアケアの基本は、地肌ケアです。地肌、命と、地肌を養うために、ヘナやハーブを使う、これがインド数千年の、女性たちのヘアケアです。早い話、ヘナで髪を洗う、あるいはトリートメントする、ケアしているとよい髪が生えると、その理由は、ヘナは地肌にいいからだと、そんなお話で、伝統的に使われてきたと、こういうことなんです。よい髪が生えてきますように・・・ケミカルや合成ものを避け、地肌に負担をかけないようなケア、地肌を養うと、白髪になりにくく、いつまでもよい髪が生えると・・・こんな話で、実際にヘナやハーブでケアを続けていて、半年ほどしたら、しっかりした髪が生えるようになったとか、白髪が少し減った、縮毛が素直な髪になってきた、パーマしなくてもよくまとまる髪になった、などの報告をいただいています。なかには、長い間、縮毛で困っていた女性が、ヘナとハーブ洗髪を半年ほど、こまめにやり続けていたところ、あるとき、美容室にカットにいったら・・・美容師にお客さんは直毛ですねと言われたというようなお話も実際にあります。地肌を大切にするケア、これがインドのヘアケアなんですね。
傷んでいる髪は、ハーブな洗髪にヘナを少し使用しただけでも、少し染まることがある
ハーブ洗髪にヘナが入っていても、通常は、ほとんど染まりませんが・・・。『髪は全体的にひどく傷んでいます』とおっしゃっていますので、この状態ですと、若干、ハイライトが入るかと思います。ハイライトとは、光にあたったときに、赤っぽく光るというものです。ただ、ひどく傷んでしまった理由として、やはり、ケミカルと石鹸シャンプーの使用が考えられますが、いかがでしょう?
なぜ、地肌が油を出すか、ご存知ですか?
その理由はシンプルです。髪には油が必要だからです。髪から、たとえば、石鹸シャンプーなどで髪に必要な油を採りすぎてしまうと、髪と髪が擦れ易く、当然、冬場などは静電気が発生しやすくなってしまいます。ですので、ぜひ、良質なオイル、たとえば椿油などを一本用意しておくといいでしょう。ヘナやハーブに相性のよいオイルで、最初のうちは、少量の適量を、髪に補う必要があるでしょう。
また、洗いすぎた髪、ケミカルで傷んだ髪、油抜けした紙は、静電気だけが発生 するだけでなく、『 髪に枝毛切れ毛が多い 髪がからんで櫛がとおりにくい 』にチェックを入れられているように、切れ毛、絡みがでて、不快な思いをします。さらにそれが進むと、『 抜け毛が増えてきた 』のようになってくるかなと思うんです。地肌を傷めていくと、生える髪自体が、弱くなってくるようです。
傷んだ髪には、染まる染まらない関わらず、ヘナをおすすめします。多少染まったよきに備え、インディゴを少し用意しておく
『 髪は全体的にひどく傷んでいます 』にチェックを入れています。 まはは、髪が全体的にひどく傷んでいる場合は、染める染めないということとは関係なく、ヘナをおすすめしています。ヘナは、ご存知かと思いますが、髪に接着します。接着というか、話によると、髪のたんぱくと結合するために、まるで、髪にコーティングがされたかのような感触になるのです。その理屈はよいとして、結果として、髪の傷んでいる箇所が補修されていくような感じがあります。だから・・・
痛んだ髪の使用前使用後
写真左は使用前、写真右が使用後…
ヘアダイの繰り返しで、かなり傷んだ髪(写真左)は、ヘナ後、赤系に染まることが多い。ただし、これはヘナ流した直後。数日で、ワインレッド系に色は落ち着いていくことが多い。ただ、それも気になる場合はインディゴで重ね染めをして凌ぐ。傷んだ髪はとにかく染まらなくなるまでヘナするのが一番。傷んでいる=髪の補修をする=ヘナをのせる=髪のトリートメントになる=色が染まる=インディゴで染まりを暗めにする=ヘナを繰り返すことで赤味が減り、落ち着いてくる=そのうちに地毛からよい髪が生えるようになる=やっぱり、傷んでしまった髪とはさようならする。理由は、いくらヘナでも、傷んでしまった髪の補修は容易ではないってことです。とりあえず、その場をヘナで凌ぐ、ってことかな・・・・
金髪→ヘナ→インディゴで脱金髪成功、ナチュラルカラーに変身!
傷んだ髪にはヘナ
がよいのです。さらに、ケミカルやシャンプーなどで傷んだ髪は、地肌も傷んでいますので、ヘナなどがよいのです。ただ、『 ヘナで髪を染めずにトリートメントしたい 』場合は・・・ヘナでは、傷んだ髪は、色が若干、入りやすい。。。。。
- 参考記事
- 黒髪のヘナカラーの入り方
そこで、もし、傷んだ髪でヘナするには、念のため、インディゴを少し用意しておくと安心です。万が一、ヘナで色がかなり入った場合でも、インディゴで、暗めに発色を抑えることができます。そうして、何回かヘナを繰り返していくと、最初の明るい染まり方が、じょじょに落ち着いて、自然な色に変わっていくことが多いです。ヘナは重ねれば重ねるほどに、色艶がまし、より自然な色に落ち着いていくことが多いです。ただ、それでも心配な場合は、インディゴを少し用意しておくと、こういうことです。なぜ、まはが、ここで、ちょっとしつこいかな?くらいに、ヘナをすすめているかというと、傷んだ髪とチェックを入れていたので、傷んだ髪の場合は、ハーブシャンプーだけで、その効果が体感しにくいことが多いためです。傷んだ髪にはやっぱりヘナ、これだなと、長年の経験から、そうお伝えしています。そして、基本は、
地肌から生える健康な髪がベスト
なんです。髪傷んだ・・だったら、ヘナと、安直に考えないで、まず、地肌からよい髪が生えてもらうように・・癖がより少なく、よりまとまりのよい髪が生えてもらうようにするには、ヘナをはじめ、インドハーブが大変にすぐれていると、思うのです。