ヘナ遊トップ有機ヘアケアのすすめ

有機農業みたいなヘナとハーブなヘアケア

質問:いま、私は、ガスール(粘土)を使って洗っています。満足してはいますが、少し、パサパサするような感じがします。ヘナでシャンプーしたらどうなるでしょうか?

まは:ヘナシャンしたいのですね。・・・・まず、まはは、ガスールを個人的には使ったことありません。ただ、ヘナリングにお便りをくださる皆さんも、最初は、ガスールを使っている方が多く、だいたい、それがどんなものかを、理解はしています。ガスールは脂っぽさをしっかり取るようです。インドの白土(泥)ムルタニと似た感じで、髪をさっぱりと仕上げるのではないかなと思います。

ヘナでシャンプーについてですが、ほんとのことを言ってしまうと、ヘナシャンにしても、それは、どちらかというと、ガスールだけで洗髪するように、シャンプーなどと言えるものではありません。ヘナシャンなんて言っているけど、それトリックなんですよね。シャンプーっていう言葉しなかいので、わざとシャンプーって言っているけど、でも、泡もたたないし、シャンプーなぁんて呼べるシロモノじゃないです。シャンプーとは、西洋式の呼び名。戦後、あまりに、シャンプーという洗髪概念が定着してしまったために、他の言葉を使って表現することが出来ないほどになっています。そいういうことで、どちらかというと、トリートメントに近いやり方です。極論してしまうと、まはの発見なんですが、シャンプーは不要です。だから、あえて、ここでは、「洗髪」と呼ぶことにしましょう。

洗髪の基本は:洗い過ぎにならないこと

髪から適度に油分を落とす事、あるいは、髪に適度な油分を残すこと

地肌を調整していくこと、あるいは、薬剤を使用しないこと。

だと、まはの経験や人の話を聞いていると、こんなところだと思います。ここでは、盲点ともいえるべき、地肌の油について、少し触れます。その考え方の根っこは、人間の体は、実に巧みに、精巧に作られているというものです。

お便り:地肌はやや脂性です  頭が痒くなりやすい フケはあまり出ない。

まは: 地肌が油っぽいとおっしゃっていますよね。それで、ガスールですっきりする・・・させているんだと思います。地肌が油っぽいと、髪もベタベタしてきて、気持ち悪いですよね。そこで、まはは髪には油を残したほうがいいでしょうという・・そうなんです。これは、まはが言っていることではなくて、アーユルヴェーダに詳しい人たちが、例えばジェイン先生などが、髪から油を落としすぎないように、さっぱりさせすぎないようにと言っていて、まは自身もそうしていくうちに、それが正しいやり方ではないかなと納得することができたんですね。

この油のことがとても大切で、このことをお伝えするのに、とても苦労しなくてはならないのですが、それはまるで、上質な油であげた天ぷらと、くたびれはてて酸化して臭くなりかかった油であげた天ぷらの違いに例えられます。

頭がべたべたして気持ち悪いと感じるときの頭皮や髪の油は、臭い、不潔な油です。髪に残ってほしい油は、上質な天ぷら油、なんですね。だから、地肌から、気持ちのよいさらっとした油が分泌されるようになってくれることが一点です。

人間の地肌は、天然のヘアオイルを分泌している。人間の髪には、オイル、油、必要だからです。

だから、ヘアオイルってものがあるんですよね。気持ちの悪い油をシャンプーで取り去って、でも、乾燥して、ばさばさになってしまうかもしれないので、油を補う。石鹸にしても同様です。人間の皮膚は、皮膚には油が必要なために、皮膚は油を出しますが、どうも、酸化したような臭い脂になってしまうために、石鹸で綺麗にそれを取り去り、石鹸自体に、グリセリンやら、他の油を混ぜてあり、それが皮膚の表面に載るんです。あるいは、それでも十分でないことがおおく、それで、オイルを皮膚から補給する・・・

でもね、これって、贅沢っていうか、金が余分にかかるし、つまらない方法です。

もともと、人間の皮膚、地肌は、人間の皮膚や、地肌に必要な脂を出す機能があるんですね。そこから、気持ちのよい油が出てくれるような、そんな工夫をしてあげることが、余分なケアをしなくてもすむための最小限のケアへの第一歩ではないかなぁっと思います。

よく考えてみると、いまはとにかく大量消費時代。それをこれ以上続けられないような状態にまで来てはいますが、少なくてもいままでは、まるで消費が美徳、経済を支えているのは、消費だったわけで、とにかく、不要なものばかりを次から次へと使わされ、さらに不要なものをもっと使うように、消費に駆り立てられていたのだと思います。ある意味、本来は必要ないものも、それがまるで必要であるかのように思わされてる。必要は発明の母であるというような、エジソンだったか、誰かの有名な言葉があります。これって、豊臣秀吉みたいかな?徳川だったら、必要なものが出るまで待ったでしょうか?織田信長だったら、必要がなければ、必要にさせてみようほととぎす・・・そんな感じかもなぁ~、現代の消費時代。テレビにばかり向っている世代は、知らず知らずのうちに、テレビの宣伝に出てくるものを当然のように使っているのだと思います、要注意かな、テレビ。

まはは、最初、シャンプー止めるとき、やっぱり、心配でした。これで頭綺麗になるのかな?って。だって、その頃は、毎日頭を洗わないと臭くなるし、フケも出たし、痒くなっていたのに、シャンプー使わないなんて考えられない・・・でも、それはよさそうなものには、到底思えなかった。だから、最初は、おっかなびっくりでした。最初のころ、ハーブを使いはじめて、ちょっとで具合が悪いと、すぐにシャンプー使ってほっとしたりしていました。でも、そんな試行錯誤をしているうちに、シャンプーは不要だった!ってことに、シャンプー、使うから、頭が臭り、痒くもなり、地肌の油が気持ち悪いと感じるようになるんだ!って気づいたんです。これ、本当でした。まはは自分の地肌と髪で体感していますので、はっきりといえますです。

有機農業みたいはヘアケアはいかがでしょうか?

やっと少しづつ有機農法ってのが、出てきましたよね。マーケティングしにくいものですが・・・それでも、全体にしたら微々たるものですけども・・・

大量消費型の石鹸やシャンプーが農薬と化学肥料を大量に使用する現代農法であるとすれば、ハーブを使ったヘアケアは、有機ヘアケアですよ。これほんとなんです。

お便り: 地肌はやや脂性です頭が痒くなりやすいフケはあまり出ない

まは: なぜ、頭が痒くなりやすいのか?なぜ、地肌から油が出てくると、それがいやな感じがするのか?それは、サイトでも紹介していますが、まはの体験から来る理解では、こうなんです。

皮膚と地肌には無数の目に見えない微生物が住んでいます。これらの有効な微生物と人間は、ある契約をして、彼らにそこに住んでもらえるように、人間は油(栄養)と、水分(汗)を提供します。その代わり、外敵から、彼らが人間を守っているんです。空中には、無数の細菌や腐敗させる菌が浮遊していますから、万が一、それらが皮膚に漂着しても、ブロックしてくれるんですね。悪臭を放つような雑菌が着ても、そこには有効微生物が先住していてくれるために、雑菌が繁殖しないんですね。これって、有機農法みたいだと思います。

なんでもそうですけど、腐敗の原理ってあります。食べ物を放置すれば、腐りますよね。これは空中に細菌やら胞子のようなものがたくさんあるために、それが漂着、食べ物を腐敗させます。同様に、人間もそういう細菌やら胞子に取り囲まれて生活しているわけで、体表に有効微生物に住んでもらうことは必要なんです。そのために、適度な油を水分を提供する・・・・

ところが、現代農法のようなスキンケア、ヘアケアは、ほとんど殺菌剤のような石鹸やシャンプーを使い、体表の有効微生物も、すべて殺菌洗い流してしまいます・・・それはまるで、農薬散布のようです。とにかくいいものも悪いものの一斉に大量抹殺してしまうんです。それが始まると、もう、定期的な農薬散布、石鹸などによる洗浄を止められなくなります。一旦やめると、農場は雑菌だらけで腐敗しはじめ、それで害虫もどこからか近寄ってくる・・・同様に頭皮も油っぽくなり、臭くなってくる。地肌は髪に油が必要なために油を出すのですが、その油に空中を浮遊しているばい菌が漂着、腐敗が始まるんですね。雑菌が繁殖して臭くなる。だから、その影響で、地肌が傷み、毛根が傷み、痒くなったり、いやな臭いを発したり、髪が抜けてきたりする・・・そんな具合ではないかなって思っています。

有機ヘアケアはじめましょ!

殺菌剤のような石鹸、化学肥料のようなヘアダイやパーマを使わないで、いい野菜を作る、いい髪、美しい髪にしてみよう!そんな昔ながらでいて、斬新なヘアケアをぜひはじめましょう。そして、実際に、有機ヘアケアでは、インドの有機農法で使われているニームも使うこともあるし、その他、たくさんのヘアケアハーブと遊んでみる事ができますよ。最終目的は、自己完結型。つまりは、最小限のヘアケア・・・人間の体が自分で自分の体のケアをできるように、最小限のヘアケアで最大限の効果をひきだすためのお遊びです。でも、最初から、そんな究極点にいけるわけもなく、最初のうちは、このハーブ、あのハーブ、さまざまなハーブやオイル、などで遊びながら、地肌の回復・・・正確には、地肌にいい微生物が住んでくれるようになり、地肌が適切なオイルと水分を提供できるように、調整していくことなんですね・・・そのために、いろいろなハーブ洗髪方法に関する情報やアイディアが、このサイトのあちこちに散りばめられています。きまったやり方はないです。なぜなら、髪質や髪の状態、好みが異なれば、おのずと使うハーブも違ってくるだろうし、そのやり方も違ってきます。だから、ご自分でひとつひとつ試しながら、遊びを楽しむ感じでいきましょ!





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