有機(オーガニックだぁ！)ヘアケアのすすめ
有機ヘアケアは発想の180度転換

お便り： まはさん、はじめまして。実は「あたまから元気！」という日本在住のインド人女性の本にすかり刺激されヘナを調べるうちにこちらのサイトを見つけて情報の多さ、製品（？）の多さにビックリ。

まは： は～い、まははインド在住の日本人で～す♪まは、「気持ちが元気ぃです！」

お便り：製品（？）

まは： 製品？っていうか、ハーブですね・・・ハーブの心は大地のこころ・・・インドの大地から出てきた優しいハーブたち・・・・そして、女性も、大地です。大地だけが、本当の意味でクリエーティブ創造的ですよね。草がひとりでに生える・・・それもとっても役にたってくれるハーブ・・・人が使わなかったら、ただの草ですけどね・・・

そして、子供は女性から産まれる・・・・女性がいなかったら、地球上にはひとっこ一人いないのと同じように、この大地がなかったら、この地の球がなかったら、私達はいない・・・・そんな優しい地球と母・・・そんな上にぽっこりぽっこり生えてくる不思議な薬効があるハーブたちは、遊べば遊ぶほどに楽しいですよ。

それは、まるで、子供のころ、蓮華畑で、蓮華の蜜をすったり、蛇イチゴを集めて食べたり、ささを口にくわえて、ささ笛にしたりするのと、同じような感覚じゃないかな？って思うんです。

お便り： あまり派手なオレンジはいやだし。インディゴも買いました。とりあえずカラダにはいいものだしものはためしでやってみます。

まは： まはの基本の考え方は・・・"最低限のヘアケアがもっともよいケア"ということなんです。できるだけ、ちょっとのハーブで、できるだけ少ないケアで、最高の結果がだせるように工夫するのが、創意工夫かと思います。もちろん、最初は実験ですんで、いろいろと遊び、ハーブもたくさん使う必要があるとは思います。

最低限のヘアケア、優しい革命

まは：ものが豊富な時代、たくさん使うことですばらしい結果が出ているかというと、その効率はものの豊富さに反比例して、効率が悪くなるだけでなく、逆に問題ばかりが増えているように見えますが、どうでしょう？まはがインドにやってきて、インドの昔ながらのいたって素朴でシンプルなヘアケア方法を始めたとき・・・そう、道端に落ちているような木の実で頭を洗ったときの、その驚き・・・髪をしなやかに、櫛の通りをよくするハーブ・これが本当の無添加天然トリートメントシャンプーシカカイ礼賛！をぜひご覧ください。道端に落ちている・・実際に、昔はそうだったと思うんです・・・でも、実際にはシカカイの木も切られてしまった・・そんな木の実を手にすると、どんな高価なシャンプーも、石鹸シャンプーも、安っぽいケミカルにしか思えませんでした。それは、まはの思い込み・・・毎日シャンプーしないと、頭が臭くなる、痒くなる、フケが出る・・それを大逆転させてしまったんですね。少なくても、まはにとっては、「毎日シャンプーするから、頭が臭くなり、痒くなり、フケが出た！」だったんです。毎日のシャンプーを止めて、シカカイの木の実で頭を洗うようになったら、頭の痒みも、臭みも、フケも、嘘のように消えてしまった・・・・さらには、シカカイで洗髪するようになってからは、数日頭を洗わなくても、頭、臭くもならないし、フケも出ないし、痒くもならない！

優しい革命・・・まはは、いま、有機ヘアケア、有機スキンケア、有機デンタルケア・・・そんなコンセプト、キーワード展開で、今年以降は遊んでみようと思っています。たとえば、それはこんな仮説です。

石鹸で清潔にすればするほど、肌を傷め、肌が不潔になる

シャンプー使えば使うほど、頭臭く、痒く、フケが出て、白髪増え、髪抜ける

歯磨きペースト、使えば使うほど虫歯になる

です。その仮説をできるだけ、手短に言ってしまうと、「できるだけ何もしないケアが最善のケア」ということになるでしょう。「できるだけ」というところがみそで、やらないということは、現代では不可能に近いけども、できるだけ最低限にすることが最善です。ひとたび、何か余計なことをすると、次の余計なことへの必要性が生まれ、さらなる必要性が雪だるま式に増え、余計な金かかるばかりか、自分が望んでいるのとは逆の方向に進んでいくような状況が現代という時代を困難にしていると思うんです。

もし、４０代の女性がまるで１０代の女性のようなお肌をしていたら？あるいは、１０代に見えるとしたら、そんなことあると思いますか？

あるんですね・・・それが。４０代なのに、顔に皺ひとつなく、その白い肌はまるで１０代か、どんなにふけて見えるとはいっても２０代前半です。彼女が、母親から代々教えられたスキンケアは、何もしないケア・・・お湯洗いのみを子供のころから実践してきたんですね。

「石鹸使ったら皺になります・・・石鹸使ったらシミ皺が出やすくなるんで、クリームやスキンケア製品がほしくなります。それを使い始めると・・・だから、最低限のケア、お湯洗いを続けています。これをすると、日焼けしてもシミにならないし、お肌が強いまま、子供のような肌を保てますよ。化粧は絶対にしてはいけないです。お肌が傷みます」

「肌には垢があって、垢を落としてはいけません。垢は肌を直接外気にさらさないように、肌を守る役割をしています。石鹸を使うと垢をとってしまいます。垢を育てましょう。よい垢を育てると、天然の日焼けクリーム、天然のお化粧になります。垢にはたくさんの微生物が棲んでいます。それをいためるような薬品や化粧をすると、もう、薬品や化粧を手放せなくなってしまいます。肌傷み、シミやそばかす、皺が出ますから・・・。」

その彼女が教えてくれた、親子三代にわたるお肌ケアの秘密は、実にシンプル！・・お肌のことにしても、ヘアケアのことにしても・・・そうして、こういうことって、実は、すべてにおいて、言えているんでないの？って思いはじめている今日この頃なんですね。ヘアケア、シャンプー洗髪では、この頭で体験していますから・・・

有機デンタルケア

これは、まはにとって自分がそうだと思い込んでいた常識をまったく覆すような発見でした。これは、少なくても、まはにとってそういう発見ということにしておきたいです。ただいま実験中！ですんでね！あなたも一緒にこんな楽しい！？仮説と遊んでみませんか？まは、いまでは、もう歯磨き粉ペーストも使えなくなってしまいました。これ、あまりにもケミカルなんです。ハーブで歯磨きデンタルケアーのすすめをご覧ください。

それに気がついたのは、ジェイン先生のハーブブックを読んでいるときに、現代のデンタルケアの欠陥を指摘しているくだりがありました。WHOの報告で、デンタルケアのもっとも進んでいるはずのアメリカは、世界でもっとも虫歯が多い国・・・歯科技術も最先端で、デンタルケアも多くの製品が出てかなり進んでいるはずなのに、ああ、はずなのに、まともな歯ブラシさえない後進国のほうが虫歯が少ない・・・・と。

いまから、思うと、それも実にシンプルなことなんですね。歯磨きペーストを使っていると虫歯になりやすいはずです。断言はしません。まはの感じでは、そうなんです。だから、有機デンタルケアしかないとまはは思っています。そのなかで、もっともいいのは、インドで昔から行われていた、ニームの小枝ブラシ・・まはも大好き！これいままで試したどんなハブラシや歯磨き粉よりもベストなものだったんです。ニームの小枝を折って、その先でくちゃくちゃとやるだけの歯磨き・・・いまではインドでは金のない貧乏人の歯磨き方法です。

虫歯予防のための歯磨きペーストが逆に虫歯を増やしているのではないか？

つまり、単純な種明かしをすると、唾液には、虫歯を防ぐ有効な微生物がたくさん棲んでいる・・か。棲んでいたんです。まるで殺菌剤のような歯磨きペーストなどを使うと、唾液が殺菌され、有効微生物がいなくなってしまい、口のなかは、確かに歯磨きペーストを使うと一時的には清潔になるんですけども、あっという間に雑菌が繁殖しやすい状態になるんです。もし、そこに有効微生物が存在していれば雑菌の繁殖は抑えられ、虫歯になりにくいんです。。

これは、有機農業とまったく同じ考え方ではないかと思うんです。有効な微生物を増やしていくことで、農地の病害虫を駆除していく、それが微生物を有効に使う、有機農法です。それに対し、農薬、殺虫剤を使う農業は、オーガニックな生態系の存在を無視して、ひたすら除菌殺菌を行い、ちょっと手を緩めると菌や病害虫が発生するために、継続的持続的にひたすら農薬を使い続ける農業となり、そのいきついたところは、アメリカの農地の砂漠化です。有機農業は、環境との調和をはかり、ある意味、できるだけ何もしない農業に近いです。それなりにやることはありますけども＠＿＠！

同様に、有機デンタルケアとは、歯磨きペーストや除菌液を使わないで、唾液の中に存在する有効微生物を育てることで、それに口のなかの抗菌除菌を行ってもらう、そういうケアなんですね・・・・どうです？結構、イケセンだと、自分では思っています。