ヘナ遊トップ有機ヘアケアのすすめ

ヘナやハーブパウダーは配水管にたまって詰まりませんか?

質問: ハーブパウダーを使うと排水溝が詰まると聞いたのですが…。のページ、ちょっと難しかったです。自分が今疑問に思っていることの答えが見つけられませんでした。ヘナやハーブパウダーがヘアダイや石鹸やシャンプーよりも環境にいいのはわかるのですが、水にとけないで、結果として配水管にたまってしまうことはないのでしょうか。粒子が粗いと言っても野菜くずに比べたらずっと小さいし、最終的には分解されて流れていってくれると思っていいでしょうか。

まは:難しかったですか・・・すみません、では、もう一度、わかりやすく、まはなり に理解したことを、あくまでまは流に説明してみます。まちがったことを言っているかもしれませんが、お許しを・・・

まず、ヘナやハーブで、配水管が詰まって困った!と、そんなお便りをいただいたことは、いままで、一度もなかったことを先にお伝えしておきます。いままで、とりあえず、一度も、そんなお話を聞いたことがありませんので、たぶん、腐敗して、分解され、流れていくと思います。ヘナやハーブの粉が水に溶けていく状態を観察していると、わかるのですが、これはどちらかというと配水管に詰まりにくそうな感じで溶けていきます。

ただ、ヘナトリートメントやヘナ白髪染めの場合は、ヘナのペーストを髪に塗りますので、それを洗い流す際に、ヘナの混ざった水が流れます。ただ、ヘナとハーブな洗髪の場合は、ハーブの粉分を漉すのは、さほど難しくないです。やり方はこんな感じです。まず、自分のお好みのハーブ・・・たとえば、ヘナやシカカイ、カチュール、アムラといったハーブの粉を、沸騰したお湯に落とし、火を止めて、そのまま、一夜漬けにして、翌日、漉します。木綿漉しでもいいでしょう。一晩漬け置くと、下に粉分が沈殿しますので、上水を使ってもいいでしょう。こうして、粉分が少ないハーブ・シャンプー液ができあがります。

質問:ヘナやハーブシャンプーしてそのまま洗い流してしまって配水管はだいじょうぶでしょうか。

配水管は、別にヘナをしなくたって、たまにつまったりします。ただ、心配な場合は、日頃からできることをしておくと、なおいいと思います。

質問:ヘナやハーブパウダーがヘアダイや石鹸やシャンプーよりも環境にいいのはわかるのですが、

ハーブパウダーは、自然のものだからです。ただ、石鹸やシャンプーは、配水管には詰まりませんが、目に見えない形で、河川を悪化させます。昔の河川は、現在の河川のように、どぶ川じゃありませんでした。現在の河川は、 どこもかしもこ、ほとんどどぶ川です・・・早い話し、綺麗じゃない、とても飛び込もうなどとは思えない・・・。まは、先日、久しぶりに実家に帰りました。そのとき、唖然としたんです。川が臭かった・・・・どぶ川になってました。昔は、子供のころは、どぼーーん、なんてね、飛び込んだりして遊んだ川が、いまでは悪臭を放っている。これって、悲しくありませんか?

なぜ、どぶ川になったかというと、川に自浄作用がなくなってしまったからなんです。川の臭い臭いは、自浄作用がなく、そこでは、あらゆるものが腐敗している・・早い話、ばい菌だらけになっています。腐敗や自浄作用の意味を理解するには、微生物、ということを理解しないと、なかなかわかりません。

日本文化の原点、お蔵には、一種独特な、麹の匂いが立ち込めていた

微生物を理解するために、一つ、例を出してみます。納豆って、作ったことありますか?あるいは、醤油・・・味噌・・・。たぶん、現代の人は、ほとんど、味噌や醤油は手作りしたことがないと思います。実は、まはの実家には、いまでもお蔵があって、ただ、いまは物置になってますけども、昔は、そこで、味噌、醤油などを発酵させていました。お蔵は土壁で、温度が一定に保たれるのです。子供のころ、お蔵のなかにはいると、なんともいえない香り・・・麹などが発酵している香り・・・日本の文化の原点である醤油と味噌の菌の匂いがたちこめていました。 あるいは、漬物・・・これも、糠床で菌を発酵させて、漬物を漬けているんですね。日本文化は、米麹文化・・・。米についている菌を利用して発酵させたんです。納豆もね、米に棲んでいる菌で発酵させる。

麹菌をうまく発酵させることで、雑菌が繁殖しない、香りも日本文化の匂い。

こうしてよい菌を発酵させることで、雑菌、腐敗菌を押さえ、長期保存を可能にし、よい菌の発酵で、栄養価があがり、さらには、菌そのものを体に取り入れて、腸内でも菌を養うことで、健康を保ったと、こんなわけだと思うんです。いわば、日本人の体は、米と米に棲んでいる菌でできていると・・・DNAも、米と米菌に対応していて、これを食べているときが力がでると、こんなわけだと思います。

西洋的なモノの見方、栄養学では、味噌醤油もカロリーでしかない・・・

ところが、現代になって、西洋的なモノの考え方が浸透し、食べるものでは、栄養学が発達してきて、食べ物は、カロリーとか、たんぱく質が何パーセントとか、そんな物差しで見るようになってきました。そこでは、米も醤油も、味噌も、カロリーやたんぱく質何パーセント、脂質何パーセントといった世界ででしかないのです。健康を保つには、一日、これだけのカロリーとこれだけのたんぱく質・・・と摂取しなさいと・・・。

中国の桃源郷、長寿村では芋が主食・・・食べるのは、ほとんど芋だけ、それで100歳以上、楽々、健康に生きている

ところが、あるとき、これは、新聞だったかに報道されていましたが、中国の山奥に長寿村があって、誰も村人の正確な年齢を知らないが、いろいろな話を聞いていると、どうも、寿命が150歳とか、200歳に近いのではないかと思われるような村があったんですね。桃源郷のようなところにある、世界一の長寿村だったんですが、そこに研究者が入って調査をしたんです。そこで村人の食生活を調べたところ、なんと、主食が芋で、他には、あまり何も食べていないんだそうです。芋・・・でんぷんばかりですよね・・・・。西洋のモノの考え方、物差し・・・栄養学的にみたら、まるきり理解できない。

まはの親父さんの思春期はずっと戦争・・・芋だけ食って健康だった

中国の長寿村の話を新聞で読んだとき、まはは、まはの親父さんの話しを思い出しまいた。まはの親父さんが終戦・・敗戦か?を迎えたとき、つまり、天皇さんの「朕が・・・」というラジオ放送を聞いたときに、尋常小学校だったかな?14歳だったんです。もうちょっと戦争が続いていたら、徴兵されるところでした。うちは農家で米を作ってましたが、戦争中は、米は全部、国に取り上げられて、食べるものは芋だけ・・・たまに、芋ですら、満足になくなることもあり、そんなときには、仕方なく、芋の蔓を食べながら飢えを凌いだこともあるそうです。つまり、うちの親父さんの思春期、一番、飯の食いたくなる時期はほとんど芋だけ食って生きていたと・・・。そんな話を聞かされました。芋しか食ってなかったけども、あの頃はとても健康だった。畑仕事みんな元気だったと・・・。ところが最近は、ものも豊富で、食べるものも有り余るほどあるのに、みんな病気がちだな・・・と、そんな話でした。

ほとんど芋だけで、背丈が178センチに成長

何年も主食が芋だけで、それでどうして健康でいられるか?あるいは、思春期に芋だけ食っていて、だから、体の生育が不十分になる・・・と思いきや、うちの親父さんは、ほとんど芋だけで、178センチの背丈がある大男に成長したんですね。当時、170センチ以上の背丈は大男なんです。日本人の背丈は小さかった。まはも親父さんと立って話すときには、ちょいと見上げるほど・・・

よい腸内菌を養うこと・・・腸内菌と共生する

中国の長寿村の芋の話、うちの親父さんの芋の話・・・これがぴたっと、合わさって、まははひらめいたんですね・・・なるほどと、腸内の菌、これがすべての鍵に違いないとね。長寿村の人やうちの親父さんは、ただの澱粉から、体にとって必要不可欠な栄養を、腸内の菌が製造してくれる・・・そんな有効な菌と体が共生関係を築いていたのでは?と、まはは思うんです。これこそ、まさに、有機・・・オーガニック・・ミラクル奇跡なんです。

現代人、腸内に雑菌が繁殖中、栄養よくても不健康・・悲しい現実

ところが、逆に、この腸内菌を傷めるようなことをすると、どうなるか・・・それは、栄養学という物差しでしか、物事をみることができない現代という時代を見れば、わかるような気がします。たとえば、抗生物質・・・これって、まはにしてみたら、究極の選択なんですね。現代のお医者さんも、抗生物質はできるだけ投与しないようにしていると聞いています。でも、お医者さんで投与しなくても、家畜類にはあまり制限がないですよね。この抗生物質は病原菌を殺します。だから、病気が治る?わけなんですが、同時に、体のなかのよい菌、これも殺してしまう・・・。とにかく、なんでもかんでも殺してしまう、殺菌消毒してしまう・・んです。早い話、石鹸や農薬と似たような仕事をするわけなんですけども、するとどうなるか?抗生物質飲んで、膀胱炎がよくなった・・・腎盂円になりかかりでそれを抑えたと、よかったと、安心するのも束の間、今度は、腸が困ったことになるようです。早い話、腸内菌が死んでしまい、腸がうまく機能しなくなって、腸が痙攣を起こしたり、便秘、消化不良になったりして、別の困った問題が出てきます。

腸は免疫中枢と言われており、免疫の肩代わりを抗生物質にやってもらい、さらに自分の免疫力を落とす・・・これが抗生物質なわけで、究極の選択と、こういうことなんです。

だから、病後は、栄養をつけなくっちゃと、おいしいものを食べてと・・・でも、食べるものにも、有効菌がない・・・農薬で、有効な菌もばい菌もすべて落とされて、農薬の残留している米・・・確かに、澱粉は含まれているし、灰質も含まれているし・・・そういう栄養学的には同じ米を食べていても、現代の米には、たとえば農薬のために、日本の米に本来あった有効な菌がない・・・腸内の菌もだんだんと弱ってくる・・・残留農薬で、菌が傷む・・・腐敗菌が腸内に発生する・・・不健康になってくる・・・そんな悪循環を繰り返しているのが現代の様相ではないかな?と思 うんです。

それと同じことが、川に起こっている、外を見れば、内側に起こっていることが押して計れるわけなんですね。川には、有効な菌がなくなって、悪臭を放つ腐敗菌が繁殖して・・悪臭をはなっている。

質問:ヘナやハーブパウダーが石鹸やシャンプーよりも環境にいいのはわかるのですが、水にとけないで、結果として配水管にたまってしまうことはないのでしょうか。

もし、心配だったら、EM菌などを排水管から流してあげるといいでしょう。EMとは、有効菌とう意味で、いま、検索したら、EM菌活用の環境教育こんなページが出てきました。もっと難しいけども、突っ込んだ話は、 微生物と共存するライフなどを、これを見るといいでしょう。





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