ヘナリングQ&A

石鹸シャンプーも手作り石鹸もすすめない理由

質問:石鹸シャンプーしていますが、これでいいでしょうか?

まは:石鹸は、石鹸シャンプーにしても、手作り石鹸であったとしても、まははススメません。天然のものと銘打ったものですら、まはにしてみたら、あまり使用感がよくないんです。シャンプーにはハーブだけ、体も洗うのもハーブや自然の材料だけです。これは、もう絶対です。これを使いはじめたら、もう他のものは使えない、使いたくなくなります。もし、試してみて、気に入らなかったら、これは工夫が足りない、選んだハーブの配合が悪い、そういう理由でしかないと思っています。もし、自分にあった、自分の髪質や髪の状態にぴったりとあったハーブを適切に配合したら、ほんと、腑に落ちたように納得できるはず。ハーブにもそれぞれ特性があり、人の髪にも特性があります。だから、ちょっとのあいだ、最初は、いろいろとハーブの選択やその配合で遊んでやる必要がありますね。

石鹸シャンプーvsヘナ&ハーブ洗髪

また、体を洗うとうことで、石鹸を使用しませんが、その代わりに、豆とハーブを使用したり、岩塩を使ったりしています。インドには、ベサンという豆があり、これは体を洗うのに最適で、それに肌によいアンバハルディとよばれる種類のターメリック、チャンダン(サンダルウッド)、ローズパウダーなどを適宜混ぜて、使用したりもします。これを使いはじめてから、体につけるものは、ハーブだけになりました。石鹸もシャンプーも合成だろうが、手づくりだろうが、もう一切使いたいとは思わなくなりました。

仕上がりも上々、さらに、ハーブは使えば使うほど、不要になる・・それが一番嬉しい。つまり、不精になれるってことです。

石鹸を使わないようになってから、気が付いたのは、いままで使用してきたハーブなども使用しなくなってきた。たまにしか使わなくなったんですね。使わないようにしているんでなく、単に不要になってきた。だから、最近は、ほとんど使用していません。何にしても・・・たまに、気が付いたかのようにハーブを使って体を洗ったりしているだけです。

これに、各種ハーブをまぜたり、エッセンシャルオイル、特に、老化してきているので、高価なネロリオイルを大切に使用したりします。あるいは、時として、チャンダンやローズのパウダーで、パックを行っています。

お便り: 椿油やココナッツ油または馬油を気まぐれに選んでやっていました。

まは:椿油!最高ですよね。

日本では、昔は、昆布とふのりで頭を洗っていたといいいます。それと、椿油で頭を洗っていたらしい。

日本の歴史を勉強している女子大学生の方からメールをいただいたことがあり、彼女は、日本の昔ながらの方法で、洗髪と体を洗っているそうです。ただ、髪を染める方法がないので、ヘナをやりたいとおっしゃっていました。

ただ、彼女の僕のハーブ洗髪方法を試してもらったところ、昆布とふのりよりいいっ!とのことでした。一度、僕も昆布とふのりの洗髪方法を試してみたいです。

まはがなぜ石鹸を使用しなたくないのか?

石鹸は、まははダメです。あれは絶対に作りたくない。使用感も悪いんですけども、使用感は別として(いろいろの工夫でいいのもあると思いますから)、使いたくない主な理由は、石鹸は苛性ソーダという薬品を媒体にしているからです。仮によいものだとしても、まはの生き方のなかで、苛性ソーダを使用するのは、うれしくないです。


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