ヘナする前にはシャンプーしたほうがいいでしょうか?
質問: ヘナカラーの前にするシャンプーなのですが、石鹸シャンプーで洗ってはだめですか?
答え:ヘナ前のシャンプーは不要。
ヘナには、多少のオイルや汚れなどを落とす性質がありますので、ヘナ前にシャンプーするのは不要です。ヘナするということにはシャンプーを含んでいますから・・・。実際のところ、多少のオイルが混ざっていたほうがいいため、ヘナ前には、ゴマ油や髪によいオイルなどで、頭皮マッサージをしてから、そのオイルがついたままの状態にヘナをするのが、伝統のやり方になっています。ヘナ前にシャンプーなどするのは、不要である以上に理にかなってません。
ヘナ後もシャンプー不要!
よくある質問として、「ヘナを洗い流すときには、どんなシャンプーを使ったらいいでしょう?」というものもあります。ヘナ前にもシャンプーは不要ですが、ヘナ後にもシャンプーはまったく不要です。ヘナは、シャンプーも含んでいる・・・つまり、東洋のヘアケアには、実は、シャンプーとか、リンスとか、トリートメントとか、そんな用途別な製品という考え方はありません。言い換えると、ヘナは最良のシャンプーであり、リンスであり、トリートメントであり、白髪染め、オールインワンだと考えてください。だから、ヘナの前にも後にも、シャンプーは不要なんです。
実は、シャンプー自体が不要!
通常のシャンプーとして、石鹸シャンプーはまったくおすすめではありません。まはもう何年も石鹸もシャンプーも使っていませんが、頭は、するっするのサラッサラです。白髪も結構たくさんあるんですが、ほとんどわからないくらいになってます。その素晴らしい艶と輝きに、知り合いのインド人女性に、どうやってヘアケアしているの?どんなシャンプーを使っているの?と聞かれます。
これは、残念な話ですが、ヘナの本場、インドでは、多くの女性たちが、テレビ宣伝の影響などからだと思うのですが、昔ながらの、すばらしいヘアケア、ヘナやインドならではの髪によいハーブややり方のヘアケアを忘れはじめ、ヘアダイや○ンティンや○ックスのコーティング剤入りケミカルシャンプーを、こぞって使っています。そのため、長く艶のある、腰まであるような美しい髪が象徴だったインド女性が、いまでは、髪もまともに伸ばせない状況です。傷んでしまうために、髪は切るしかなくなっているんですね。
まははそのインド女性に答えます。
「ヘナとシカカイの実、アムラだよ!」
インド人女性:「えっ!それは、私のおばあちゃんが昔やっていたやり方・・・・」
そんなわけで、まはは、最近のインド女性たちに、ヘナのやり方やら、インド昔ながらのヘアケアを、ここインドで教えたりもしています。日本人、しかも男のまはが、インドの20代~40代の女性たちに、ヘナやハーブのヘアケアを教えている・・・たまに笑えます・・・だははっ!
ヘナは、体に害を与えないばかりか、髪の表面を優しく守り、傷み髪をある程度までに修復、輝きを取り戻してくれます。アーユルヴェーダでは、ヘナは薬として使用されています。美しい髪は頭皮からといわれ、頭皮の活性効果のため、美しい髪に生えてもらえるためにヘナが伝統的に使用されてきました。
また、ヘナしたあと、少なくとも3~4日は、洗髪が不要です。ヘナには天然の抗菌作用があるために、3~4日は頭皮と髪が不潔になりません。お湯洗い程度で十分です。まはは、ヘナ後は、1週間ほど、頭が爽快で、洗髪の必要がまったくありません。
石鹸やシャンプーを使わないで、どうやって髪を清潔に保てるのか?・・・その謎々
ディリーなヘアケアについてですが、これは、シャンプー使わないで、どうして髪をい清潔に保てるの?っていう、切実な疑問になると思います。答えはね、シャンプーや石鹸を使っていると、逆に髪を清潔に保つことが実に難しくなるんです。
この謎謎がとけたとき、まはは驚喜しました。なぜなら、まはの四十余年の生涯のうち、40年たらずは、この疑問とともに生きてきたからです。早い話、40年くらいは、石鹸やシャンプーを毎日かかさず使ってました。10代からは、シャンプーを一日でも、かかすと、頭、臭くなる、痒くなる、フケが山のようにでる・・・だから、毎日、シャンプーしなければなりませんでした。石鹸酢もやってみましたが、イマイチ・・・おおおい、何とかしてくれ、もっとまともな洗髪方法ないのか!と、苦悶のすえ、インドにやってきて、ヘナや髪によいハーブたちに出会い、目からウロコが落ちました。