ヘナの葉のよしあしとは…
ヘナの葉の良し悪しを見極めるのは難しい
ヘナの葉の良し悪しを見極めるのは難しい。ある意味、粉末にして実際にテストしてみないと、最終的にはわからない、というのが本当かもしれない。でも、何十年も、ヘナの葉からヘナを粉末にしている人たちの経験から、こんなことを彼等は言っている。
ヘナの葉の色
ヘナの葉を乾燥させた直後、濃い緑色をしていると、ローソニアが濃いことが多い。もちろん、この色は、時間とともに、茶色味が増していく。緑色が濃いとは、ヘナ畑で乾燥したての状態で、ヘナの葉の色の緑を見ているわけ。
色から始まって、肉厚、葉の大きさ、こういった様子から、ヘナの色素の濃い、薄い、品質のよしあし、これを目利きしている。そして、実際にテストで粉末にして目利きが正しいかどうかを確認する、これが簡単にはヘナの目利きになるんです。
ヘナの等級は4ランク
産地の人が言うには、ヘナには4ランクあるという。ランクは即価格で、基本は、日本の言葉でわかりやすくいうと、上、並、下で、この三ランクの上に、特上があると、そういうことなんです。 一般に、ヘナの産地として世界にその名を知られるラジャスタン・ソジャットの品質は、「並」で、それを基準として、それよりも、どの程度よいか悪いかで、品質が決まるようです。この品質のよしあしは、ヘナに含まれるローソニア色素の量とも関係していて、「特上」は、おおよそローソニア色素含有率が2.5%前後以上(3%以上のものもある)、「上」は2%前後、「並」は、1%~2%の間、1%未満が「下」と、色素量でいうと、おおざっぱにはこうなるんじゃないかなと思います。
価格では、特上の品質は、並の倍以上で、ヘナの葉の一袋の価格にも4ランクあると、そういうことになります。そして、ヘナ遊おすすめのヘナは、毎年、「特上」のヘナの葉を買い付けたものを使用しています。
高く積み上げられたヘナの葉の詰まった袋
たまたま、ヘナ市場で、たぶん、遠方から買い付けられたヘナの葉を運ぶトラックがユニークだったので撮影した。近隣のグジャラートなどには、ヘナの工場がたくさんあり、ヘナ市場で、何トンもヘナの葉を買い付けていく。ヘナの葉はかさばるため、重さよりも容積が大きく、それでこうして、ヘナの葉の詰められてた麻袋が高く積み上げられることになる。どんな価格のヘナの葉がトラックに積み上げられているんだろうか?と気になったが、見えるのは麻袋だけ…ただみたいな価格の、去年の売れ残りのヘナの葉ってこともあるかもしれないし、麻袋だけでは中身は判断することはできない……。
ヘナ遊写真集
ヘナの写真 1
朝のヘナ畑散策……ヘナの若木と老木(2013年3月18日)
新鮮なヘナ葉は牛たちのおいしい朝食!(2013年3月17日)
これがヘナやハーブの高速粉末化装置だ(2013年3月8日)
熱くなってきた!ヘナが熱い太陽の下、成熟を始めている(2013年2月28日)
季節はずれの雨に寒く、どんよりと曇るヘナの産地
ヘナの赤オレンジ色の色素は、ヘナの命、生命力だ
雨がいっぱい、太陽がいっぱい、そんなヘナ畑で幸せな気分
ヘナはインドの結婚式に欠かすことができない
ヘナ不作、農民の笑顔
ヘナ、不作の年は畑に育つゴールド(金)
ヘナの葉のよしあしとは…
ヘナ市場で
ヘナするインド女性
ヘナするインド女性
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