ヘナ遊ヘナ遊写真集

朝のヘナ畑散策……ヘナの若木と老木(2013年3月18日)

 ヘナの若木

このヘナの若木は、昨年の雨季の、そう、満月の日に植えられたに違いない

ヘナ農民の間では、「 ヘナの植樹は、雨が降る前の、満月の日が一番よい」とされている。そのタイミングだと、ヘナの苗木は、ほぼ100%近く根付くからだという。タイミングが悪いと、ヘナは土地に根付かず、そのまま枯れてしまうのだと。。。この小さな、、背丈が10センチ足らずのヘナの若木は、去年の雨季の満月の日に、この場所に植えられたに違いない。

ヘナ畑でヘナの観察・ふうちゃんの夏休み自由研究<動画>

ヘナの植樹の様子が出ています。

ヘナ畑、朝日を全身にあびるヘナの若木たち……

ヘナ畑、朝日を全身にあびるヘナの若木たち…

ヘナ畑のヘナは一度根付くと、年に2回ほど収穫され、30年ほど生き続ける。ヘナ畑のヘナの命は色素だ。。。強い色素は、ヘナが刈り取られることによって、のってくる。ある意味、過酷な一生だ。刈り取られてしまうので、全身の力を振り絞って、枝を出し、葉を広げる。すると、また、ばっさりと根っこ近くまで刈り取られてしまう。

ヘナ畑、朝日を全身にあびるヘナの若木たち…

刈り取られることなく、すくすくと育ったヘナは色素が弱い。そう、畑で毎年刈り取られる、半ば人工的なヘナに、ヘナ特有の色素が色濃くでてくるのだ。叩かれれば叩かれるほど、強くなる……そんな人間の人生にも似ているのかもしれないが、ヘナの場合は、刈り取られれば刈り取られるほど、色が濃くなる、といえるのだろう。そう思って、ヘナの若木を見てみると、それは、海岸線に立つ松に似た、ある種の強さをもっているようにも見えた。この若木には、これから、30年間、刈り取られては枝葉を伸ばし、また、刈り取られては枝葉を伸ばす……そんな過酷ともいえる運命が待っているのだ。 そして、その30年後の姿が、この若木の傍らにはあった……ヘナ畑で、もはや葉を十分に出さなくなったヘナの老木が、、、、

ヘナ畑の、ヘナの老木

ヘナ畑の、ヘナの老木

老木なだけであって、まだ枯れてはいない。ただ、周辺のヘナが、葉をたくさん出しているのに、このヘナは、下のほうに少し緑の葉を出しているだけで、まるで枯れ木のようだ。

ヘナ農民に聞いてみたところ、葉をあまり出さなくなったヘナの株は、抜いてしまうという……。雨が降ったら、その開いた土地に、新しくヘナの植樹をするという。最初に植えられ、そして、最後に引っこ抜かれる……これが、ヘナ畑のヘナの一生なのだ。



↑ TOP

ヘナ遊写真集

ヘナの写真

朝のヘナ畑散策……ヘナの若木と老木(2013年3月18日)

朝のヘナ畑散策……ヘナの若木と老木(2013年3月18日)

新鮮なヘナ葉は牛たちのおいしい朝食!(2013年3月17日)

これがヘナやハーブの高速粉末化装置だ(2013年3月8日)

熱くなってきた!ヘナが熱い太陽の下、成熟を始めている(2013年2月28日)

熱くなってきた!ヘナが熱い太陽の下、成熟を始めている(2013年2月28日)

季節はずれの雨に寒く、どんよりと曇るヘナの産地

季節はずれの雨に寒く、どんよりと曇るヘナの産地

ヘナの赤オレンジ色の色素は、ヘナの命、生命力だ

雨がいっぱい、太陽がいっぱい、そんなヘナ畑で幸せな気分

雨がいっぱい、太陽がいっぱい、そんなヘナ畑で幸せな気分

ヘナはインドの結婚式に欠かすことができない

ヘナはインドの結婚式に欠かすことができない

ヘナ不作、農民の笑顔

ヘナ不作、農民の笑顔

ヘナ、不作の年は畑に育つゴールド(金)

ヘナ、不作の年は畑に育つゴールド(金)

ヘナの葉のよしあしとは…

ヘナの葉のよしあしとは…

ヘナ市場で

ヘナするインド女性

ヘナするインド女性

ヘナするインド女性

ヘナするインド女性

ヘナするインド女性

ヘナするインド女性

↑ PAGE TOP