ヘナ遊ヘナ遊写真集

季節はずれの雨に寒く、どんよりと曇るヘナの産地

季節はずれの雨、どんよりと曇るヘナの産地

マジ、やばいか?2月半ば、ヘナの産地は暑くなってるはずが、雨が降って寒い寒い

この世の中には、気象を操作する装置があるという……そんな装置で誰かが気象コントロール実験してんじゃないの?って、いう感じを直感的に持ってしまうほど、不可思議な雨が北インドに降っている。数日前には、またまた、デリーに大雨が降ったという。もちろん、ヘナの産地ソジャットにも雨が降った。雨の後、ヘナ畑は、どんよりと暗く、雲が頭に重たい。ありえないなーーー、というか、少なくても、今日、この日までは、2月の中ごろの、この雨と寒さは、ありえなかった話だ。 ちなみに、NASAの発表とかで、地球は小氷河期に向かっていることがわかったという。小氷河期に入る前、一時的に、気候が不安定になり、暑くなったかのような状態になるらしい。真相はこれからの推移をみていく必要があるが、ほんとうだったら、これは大変なことだ……。そういえば、最近、「二酸化炭素による地球温暖化」とかいう話はあまり聞かなくなったような気がする……というか、いままで地球温暖化で大騒ぎしていた専門家たちは、何もいえなくなって静かにしているのだろうか?

 

普通は、この時期、ヘナのセカンドクロップ(第2摘み)があるはずが、雨と寒さで、ヘナはおとなしくしている

ヘナの収穫は暑くて乾燥してこないとできない。ヘナの色素は暑さと乾燥に関係がある。ヘナのファーストクロップ(第1摘み)は、9月に雨が終わり、気温の上昇とともに大気が急速に乾燥すると、ヘナは葉を赤っぽく変色させ、まず最初に、切り株の根元の葉から落とし始める。農夫は、ヘナの株の根元をいつも観察し、根元のヘナの葉が赤茶に変色し、ヘナの葉落としの兆候が出たら、すぐに収穫を始める。その絶妙なタイミングこそ、収量がもっとも高く、しかも、品質が高い、つまり、ヘナの色素がもっとも高い状態だからだ。ところが、この2月、雨が降って寒い。だから、ヘナは静かにしている。葉落としの兆候も一切なく、セカンドクロップはまだまだ先だろう。

みずみずしいヘナの葉

このところの、季節はずれの雨で、ヘナはみずみずしい葉を出している。

いずれにしても、ヘナの第2摘みは、ヘナの色素の質が悪い。まはの観察では、色素自体は、赤オレンジ度はやや劣る程度だが、ヘナ染めした後の、色の持ちが悪い。つまり、ヘナの色素の品質が悪いようだ。第2摘みが行われるこの時期は、まだまだ暑さが十分でないのか、あるいは、雨が足りないのか。。。ただ、今年は雨が多い……これから急速に暑くなれば、ある程度の品質のヘナが収穫できるのかもしれないが……。

ヘナの老木

ヘナの老木、推定樹齢25年。

栽培されているヘナの寿命は、25年~30年。25年以上経過すると、ヘナは疲れたように葉を出さなくなる日がやってくる。葉を出してもその量、収量は激減する。その兆候が、この老木にはある。この地に植えられてから推定で最低でも25回×2回(年に2回の収穫)=50回は刈り取られた生涯を送ってきた。周辺のヘナと比較すると、葉の数が極端に少ない。あと数年すると、葉をほとんど出さなくなり、やがて枯れていく。これがヘナ畑のヘナの生涯なのだ……そう思うと、胸がジーンとしてつかえてしまった。



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ヘナ遊写真集

ヘナの写真

朝のヘナ畑散策……ヘナの若木と老木(2013年3月18日)

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熱くなってきた!ヘナが熱い太陽の下、成熟を始めている(2013年2月28日)

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季節はずれの雨に寒く、どんよりと曇るヘナの産地

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ヘナの赤オレンジ色の色素は、ヘナの命、生命力だ

雨がいっぱい、太陽がいっぱい、そんなヘナ畑で幸せな気分

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ヘナはインドの結婚式に欠かすことができない

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ヘナ不作、農民の笑顔

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ヘナ、不作の年は畑に育つゴールド(金)

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ヘナの葉のよしあしとは…

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ヘナ市場で

ヘナするインド女性

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