ハーブシャンプーヘナシャン/ハーブシャンプーのすすめ

ヘナシャン/ハーブシャンプーのすすめ

2013/7/27

ハーブシャンプーには卒業がある

Mさんからのお便り: 今、私自身 脱!石鹸してから1年ぐらいになるのですが 最近、ハーブシャンプーで、すっきりしなくなってしまいました。 シカカイや、リタなども加えたり、試行錯誤中にはまっているのですが、 今までは快適、順調だっただけに、ややがっかりしてしまっています。 ためしにマハラニフレグランスオイルをためしたのですが、髪がさらさらにならず、べったりと重くなってしまいました。オイルの量なども調整中なんですが。。。。ココナッツオイルのほうが、さっぱりしますか?

どんなによいケアでも、度を過ぎると逆効果になってしまう!?

まは: それは季節柄 という点もあるかもしれないですが、もっと突っ込んで言ってしまうと、 ハーブシャンプー1年もすると、ある意味、それそろ卒業時期にさしかかっている可能性もあります。 卒業時期には、逆にハーブを使うと不調になりますので。。。

まは: 何事もほどほど、で、基本は、「何もしない」、か、「できるだけ最小限のケア」、これが本来のよいケアで、 よいケアというものは、すればするほど、不要になっていく、ものじゃないかと……言い換えると、どんなによいケアでも、度を過ぎると逆効果になってしまう、、、という可能性があります。1年ですので、この際、全部やめてみたら、いかがでしょう?

Mさんからのお便り: ハーブ類は、たとえ石鹸と違って油分をとり過ぎない。とはいえ、毎日必要以上に使用していたら乾燥は進んでいくものですかね?

まは: はい、ハーブであっても使いすぎると、油を取り除きすぎ、乾燥が進みます。 ハーブの本当のよさは、使えば使うほど、使わなくなってくる、そこが重要なポイントであって、 ハーブシャンプー暦1年ともなりますと、ヘナなどは月に2回、洗髪は多くても、月に2回の合間に1回程度…… これが標準かなーーという感じ。つまり、週に一回のヘアケアで、 最初の日曜にヘナしたら、 次の日曜はハーブシャンプー、 その次の日曜はヘナ、 さらにその次の日曜はハーブシャンプー…… これ以上すると、やりすぎになるかもという感じがします。

まは: あるいは、合間合間に、よいオイルをわずかに補う……よいオイルは頭皮と髪を 清潔に、美しく保ってくれます。つまり、ほとんど何もしないか、逆によいオイルを刷り込んでおく、これが仕上がりを向上させます。

よいオイルを上手に使う

Mさんからのお便り: ためしにマハラニフレグランスオイルをためしたのですが、髪がさらさらにならず、べったりと重くなってしまいました。オイルの量なども調整中なんですが。。。。ココナッツオイルのほうが、さっぱりしますか?

まは: お話に出ていたマハラニフレグランスオイルは、その特徴的な香りで、通の間では人気のオイルですが、使い方には注意が必要で、たくさん使ってはいけないのです。ベースオイルがホホバオイルとサンダルウッドで、どちらも粘性が高く重たいオイルで、多く使うと、髪にはやや重たいと感じるかもしれないです。髪に使う場合は微量、そうですね、2、3滴でよいと思います。 まはの場合はショートなので、1滴~程度でも十分でしょう。マハラニフレグランスオイルは基本は香りを楽しむためのオイルです。 香りのオイルを酸化しにくいホホバとサンダルウッドオイルで保存していると考えてもらったらいいかもしれないです。 だから、多く使いすぎると重たくなってサラサラ感は得られませんので注意が必要でしょう。ちょっと使って香りを楽しんでください。

まは: で、合間合間によいオイルを補うという意味ではココナッツオイル系がベストだと思います。 ただ、このココナッツには、話せば長い話があるんですね。

髪にはココナッツオイル系がよいが、純粋で本物のココナッツオイルは市場では入手が困難

まは: 説明が難しいので、簡単に説明してしまうと、純粋で本物のココナッツオイルというのは、一般の市場では、入手困難なんです。ココナッツオイルには、水分が多く含有されているためだと思うんですが、足が早いんです。他のオイルと比較したらあっという間にだめになっちゃう。。。。

ココナッツオイルは溶剤抽出で、パラフィンを溶剤として使用する。インドの青いボトルのココナッツはあまりすすめない……。

まは: 通常のココナッツオイルは、溶剤抽出で、インドでは、「パラフィン」と呼ばれる発がん性のある溶剤を使用します。 たぶん、パラフィンはココナッツオイルの抽出の溶剤としては、どこでも使われているのでは?と思います。

まは: で、ココナッツオイルでヘアケアしている女性に、頭皮のできものがよくできたと……ある種の腫瘍のようなものができたと……それがわかったのは、南インドでアーユルヴェーダを勉強している女性のブログなんですが、それ、かなり前でどのサイトだったか忘れちゃったんですけども、粗悪なココナッツオイルで逆に頭皮にひどい腫瘍ができてしまったという例なんです。これ、溶剤抽出をした後、フィルターして、溶剤であるパラフィンを濾しとる工程を、やるか、やらないかで、きっといい加減にして、かなりのパラフィンが残留しているココナッツオイルを販売したんでしょうね。発ガン物質パラフィンがたっぷりココナッツオイルに混ざったものを、髪にはココナッツだとヘアケアに使っていると、頭皮の具合が悪くなるんですね。。。。ひどい場合は頭皮に腫瘍みたいなのができてしまうと……。

まは: インドで市販されているココナッツオイル、通常青い容器にはいっていて、もちろん溶剤抽出(パラフィンは濾過しているとは思いますが、ある程度は残ります)で、さらに、足が速いので、パラベンなどの保存料がしっかりと入っているはずなんです。

まは: インドの基準は日本と違い、まぁ言ってしまうといい加減な部分もあり、また、ヘアケア、コスメの規格では、保存料を入れているという表示義務がないこともあって、記載がないんですが、そういう意味で、インド市販のココナッツオイルにはオイル抽出の際の溶剤パラフィンや保存料がまずはいってます。でなければ、あれだけ大量に安く提供できるわけないですから。。。

まは: こういった理由で、 商用で純粋なよいココナッツオイルの提供は難しいんですが、一つ方法があって、それがアーユルヴェーダ製法。溶剤抽出でない冷搾のココナッツオイルを、そのままでは、足が速いので、これをアーユルヴェーダ製法ということで、手間をかけてハーブと一緒にぐつぐつ煮る……ココナッツの水気をある程度飛ばしながら、ココナッツオイルのなかに、保存料としてハーブ成分を抽出してやった製品、それがアタルバヘアオイルです。

まは: アタルバヘアオイルの全成分:アタルバ・ヘアオイル全成分:ヤシ油(ココナッツ油)、アンマロク(アムラ)、バコバモンニエラ(ブラーミ)、タカサブロウ(マカ/ブリンガラジ)、アロエヴェラ(クマリ)、甘草(イェシティマドゥ)、ミロバラン(ハルダ)、セイタカミロバラン(ベハダ)ですが、これらはヘアケア、頭皮にいいハーブですが、特に注意したいのは、アムラを髪や頭皮によいハーブとしてでなく、保存料としても使っている点です。

まは: アムラには高い酸度があり、つまり天然のビタミンCで、それがアーユルヴェーダ製法で、ココナッツオイルを加熱しながら、アムラの水溶成分がココナッツオイルに浸透し、保存料としてオイルの寿命を延ばします。

まは: まぁ、そういったことで、このアタルバヘアオイルがおすすめですが、これにはココナッツオイルがベースオイルですので、ココナッツオイルと同じ欠点があって、融点が高いため、温度が下がると固まり始め、特に冬場はカチカチに固まってます。だから、固まってるときは湯銭して溶かしてやらないと使えない。。。

ココナッツオイルは髪を清潔に保ち、サラサラに仕上げるオイル。ハーブシャンプー卒業後は、このオイル一本でヘアケア!?

まは: ココナッツオイルは、たぶん、想像では、頭、髪に棲んでいる微生物との相性がよく、微生物の栄養として最適のようで、これをつけると、洗髪が不要になります。

まは: もし、頭皮から不潔な匂いがしてきたら、ココナッツオイルベースの、アタルバヘアオイルを少しつけてやるだけで、翌日くらいには、洗い上がり、さっぱりな感じの香りになり、髪に潤いがでてきて、さらさらとします。不思議です。

まは: ちなみに、うちの子供たち、9歳と7歳二人いますが、二人とも、うまれてから、一度もシャンプー、ハーブシャンプーも含めてしたことがありません。最初から使ってないので、最初から卒業してます。つまり最初からそもそもいらなかったんです。いらなかったものを無理やり使ってきたわけで、いらないものをやめるのは当然で、それが卒業というわけなんです。

まは: ただし、うちの子供たちでも、インドから取り寄せた新鮮で本物の冷搾のココナッツオイルか、アタルバヘアオイルは必ず「たまに」使ってます。お湯洗いでも、髪から油が落ちすぎてしまうんです。日本の水は塩素がきつい……だから油が分解されて 落ちてしまう。だから、よい油を補ってやる必要がある。油が不足し乾燥すると、汗かくと汗臭くなるんですね。そこにココナッツオイル系のオイルを少しつけてやると、翌日にはサラサラ、洗い上がりのよい香りがしています。どのくらいたまに使っているかって?そうですねーー月に2~3回、気がついたら、塗ってやってます。そんなもんで、いつもサラサラ清潔な髪の子供たちでした。

参考記事
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