ハーブシャンプーで髪がきしんで箒みたいに！、どうしたらいい？

Ｎさんのお便り：ヘナシカで頭皮を洗ってみた所、泡立たないのにとてもさっぱりして、髪の立ち上がりもよくちょっといい感じかもと思っていたのですが、髪の毛が信じられないくらいきしんで箒（ほうき）みたいになってきて、指も入らないほどです。髪の長さは胸下くらいまであるロングです。オイルを付けてみても、ゴワゴワした表面部分にただ油がついただけみたいになってしまいます・・・。

ヘナやると色々面倒なんだよねぇと美容師さんに苦笑いされて………

Ｎさん：美容室にいったら、かなり痛んでるし、きしみがひどいからハーブで洗うのはやめたほうがいいんじゃない？と言われてしまい、しかも「え？ヘナやっちゃったの？あ～あ、ヘナやると色々面倒なんだよねぇ」と苦笑いされて、ちょっと嫌な感じでした。美容師さん的にはそんなのやってないで、髪を綺麗にロングに伸ばしたいならちゃんと月一でトリートメントしたりするのが一番とのこと・・・。せっかく、ヘナとハーブで脱ケミカルを目指して夢みていたところに、美容師のあの嫌な感じ・・・。でも正直、どっちがいいのかわからなくなってしまいました。

Ｎさん：私としては、せっかくヘナの世界に足を踏み入れたのだがら、自分が納得するまでとことん追及してみたいと思っているのですが、とりあえずヘナシカで髪がきしまないためにはどうしたらいいでしょうか？（きしみすぎるのが怖くて今は一時中断しています）

髪ゴワゴワ、これはヘナやハーブなヘアケア、最初の苦難か？

まは： ほんと、ヘナやハーブして、髪がゴワゴワになっちゃうと、弱気になりますよね、わかりますわかります。ただ、脱ケミカルしたいなら、最初の苦難は、ここぞと乗り越えたほうがいいですよ。皆さん、似たような道を通ってます。皆さん、おっしゃいます、ああ、それ、いつか来た道、わたしも、最初は、髪ゴワゴワで、一時はやめようかと思っちゃった………。このことを説明すると、話せば長－－い話しになってしまいますので、端折って、できるだけ簡潔に説明してみます。。。。まず、髪がひどく傷んでいる場合、痛み具合にもよりますが、とてもよくある話で、これはだめーーと、すぐにあきらめてしまう人が少なくありません。でも、それには、いろいろと理解したほうがいいことが隠されているのです。

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コーティング剤入りのトリートメントや合成シャンプー

Ｎさん：美容室にいったら、かなり痛んでるし、きしみがひどいからハーブで洗うのはやめたほうがいいんじゃない？と言われてしまい………

まは：それは一理あります。ヘアダイやパーマをしていると、髪痛みます。髪傷むと、シリコン系のコーティング剤が入ったトリートメントで髪をコーティングしたほうがサラサラなのです。コーティング剤という薬品ですから、当然ですが、サラサラになります。美容師さんは、要するに、そもそもヘアダイやパーマで髪傷めてるので、薬品でコーティングしたほうが正解で、ヘナやハーブじゃ、痛んだ髪はそのままだから、だめでしょうと、そういうことをおっしゃっているんだと思います。

まは： ただ、コーティング剤には問題あります。そもそも髪は呼吸してます。完全に死んでるわけでないです。それをコーティングしちゃう。まぁ、それはよしとしても、頭皮も呼吸してますが、頭皮もコーティングしちゃう……一時的に頭皮が呼吸できなくなってしまうのです。近頃の合成シャンプーには普通にコーティング剤がはいており、それでサラサラになりますが、同時に頭皮を毎日コーティングしてしまのです。いいわけないんですね。。。。

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ヘナやハーブすると、コーティング剤が剥がれてきて、一時的に髪の仕上がりが悪くなる

まは： ヘナやハーブしちゃうとね、コーティング剤がはがれてきます。特にヘナしますと、コーティング剤がかなり剥がれますので、一時的に髪、かなりきしみ、場合によっては針金のようになり、たまったものじゃありません。美容師さんはトリートメントして髪を薬品でコーティングすることを考えています。ところがＮさんは、自然なもので、ケアしようと、じゃ、ヘナしようと、ハーブで髪を洗おうと考えている。でも、ヘナやハーブはそもそもコーティング剤じゃありませんし、コーティング剤があったら、はがしてしまうので、一時的に仕上がりが悪くなるし、極端な場合は、針金みたいになって、たまったものじゃない………。

Ｎさん：美容師さん的にはそんなのやってないで、髪を綺麗にロングに伸ばしたいならちゃんと月一でトリートメントしたりするのが一番とのこと・・・。

まは： 薬品を使ったヘアケアでは、それが常道でしょう。ヘアダイもして、パーマもして、だから、美容師さんがすすめる合成シャンプー（コーティング剤入り）をして、月一に、きっちりと、トリートメント（コーティング剤入り）をする………・・

Ｎさん：せっかく、ヘナとハーブで脱ケミカルを目指して夢みていたところに、美容師のあの嫌な感じ・・・。でも正直、どっちがいいのかわからなくなってしまいました。

まは： いえ、これは、無理ありません。美容師さんにしてみたら、ヘナやハーブは営業妨害みたいに見えてしまう場合もあります。美容師さんにもよります。最近は、美容師さんも、どんどんとヘナやハーブを取り入れてきています。場合によっては、従来のヘアケアとヘナやハーブなヘアケアの融和を図ろうとしたり、いろいろな試行錯誤がなされています。中には、完全に薬品を使わなくなってしまう美容師さんもでてきています。やっぱり体に悪いからってね……。自分に使いたくないものをお客さんにするのは、もういやになりましたと………。

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髪がひどく傷んでいる場合は、ハーブシャンプーしたくらいではどうにもならない………そんなときはヘナヘナヘナと三回ヘナする

Ｎさん： 私としては、せっかくヘナの世界に足を踏み入れたのだがら、自分が納得するまでとことん追求してみたいと思っているのですが、とりあえずヘナシカで髪がきしまないためにはどうしたらいいでしょうか？（きしみすぎるのが怖くて今は一時中断しています）

まは：髪がひどく傷んでいる場合は、ハーブシャンプーしたくらいではどうにもならない場合があります。逆に、仕上がりが全然よくならないまま、私にはあわなかったと、続かなくなります。そもそも、痛んだ髪をコーティングするような薬剤が入っていないのですから………。だから、そんな場合は、まはは、まずは、最低、ヘナ３回、続けてみてくださいとお願いしています。ヘナには、天然のトリートメント作用があり、痛みの度合いが度を越していなければ、ヘナを３回ほどしていきますと、髪がある程度はましになります。まぁ、天然のトリートメント・コーティング剤みたいに作用してくれると思ったらいいかもしれません。

一回目：最初の一回で、髪の表面のシリコン剤がヘナと一緒に落ちてしまい、仕上がりは悪い。場合によってはごわごわにきしむ。

二回目：ヘナが髪にのりはじめるが、仕上がりはあまりよくない。

三回目：ヘナが髪によくのりはじめ、仕上がりに改善が見られる。

まは： こういった感じで、皆さんに、最低３回はヘナしていただけるようにお願いしています。すると、ハーブ洗髪が突然、仕上がりがよくなってくる場合が多いのです。

Ｎさん： 地肌だけヘナシカで洗って髪には普通にトリートメントをつけるという方法も考えたのですがどう思いますか？

まは： これは市販のコーティング剤が入っているトリートメントということです？だとしたら、どちらかにしたほうがいいと思います。片方で、シリコン系のコーティング剤を髪に塗布しながら、片方で、そのコーティング剤をはがそうとして、髪ゴワゴワ……両立しないので、どちらかにされたほうがいいと思います。自然なケアを目指すのか、それとも、ヘアダイ、パーマ、合成シャンプー、そんな現代の美容ヘアケアをするのか、どちらか、皆さんの価値判断で、どちらが大事かで決められたらいいんだと思います。