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検証インディゴの発色過程…染後二日目から発色が違う!

この記事は以下の記事の続き編です
2012年産インディゴは発色の伸びがよい…日にちが経過するとさらに濃く発色

洗い流した直後に酸化開始で発色プロセスが始まり、途中、緑に発色し、丸1日で一段落し、三日かけてさらに酸化し色が深まっていく。

インディゴの発色は三日間続く…検証インディゴの発色過程  インディゴの発色は三日間続く…検証インディゴの発色過程  インディゴの発色は三日間続く…検証インディゴの発色過程  インディゴの発色は三日間続く…検証インディゴの発色過程  インディゴの発色は三日間続く…検証インディゴの発色過程 

最近、入荷したばかりの A=2012年3月産(産地:タミルナドゥ)と、とっておきの2010年8月産(産地:タミルナドゥ)の染毛比較実験を行っているが、染めた直後から1日後までは五分五分、どちらも何の違いもない。 で、良質なインディゴの違いは、二日め以降の発色の違いにある。上の写真の二日後の発色でも、Bのほうが濃く発色して来ています。

上の写真の3日後の発色は、この写真では少しわかりにくいかもしれませんが、断然、Bのほうが濃く発色しています。インディゴの発色は、だいたいこれくらいで完了。あとは、じょじょに薄れて落ちていきます(色が剥げ落ちてくる)。

インディゴを洗い流した直後から三日目まで、発色の進み方……、発色の状態とその後の発色の様子を、以下のように、わかりやすくチャートにしてみた。

インディゴの発色は酸化プロセスで三日間続く。よいインディゴほど、三日後に暗めに発色する。酸素をたっぷり吸い込んで暗く発色するというわけなのだ。

インディゴの発色は酸化プロセスで三日間続く
インディゴの発色は酸化プロセスで三日間続く

まはは、もう数限りなくインディゴ染めの観察をしている。その様子を毎回観察してきたが、それが上の図のような感じ。上の図の下のチャートは、先にヘナで白髪をオレンジ色に染め、その上にインディゴ染めをした場合の発色の感じ。。。直後は十分に発色しないが、三日間で、相当暗めに発色してくる。インディゴは酸化プロセスであり、空気に触れることで発色が進むからだ。だから、発色が十分に進むまでは、インディゴ染めの後、三日間くらいは髪を洗い過ぎないほうがよいと思う。  もちろん、お湯洗い程度はまったく問題がないが、インディゴ染めの後、間違っても、石鹸やシャンプーなどでゴシゴシと髪を洗わないほうがいい。




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