インディゴの発色の伸び…日にちが経過するとさらに濃く発色
染毛実験、AもBもほぼ同等だったが三日後が以下の写真。Aが断然、濃く発色している。
最近、入荷したばかりの A=2012年3月産(産地:タミルナドゥ)と、とっておきの2010年8月産(産地:タミルナドゥ)の染毛比較実験を行った。染毛直後は、両者、大差がなかった。何しろ、とっておきの2010年産、、、これと大差ないのか、なかなか高品質じゃないかと感心したが、その三日後に驚いた。Aは実に発色の伸びがよい。酸化によって色の伸びよく、色濃く藍色に発色するのが、2012年3月産。
高品質なインディゴは通常、雨が少ない6月~8月産で、雨が多い3月産は品質が悪い
インディゴの乾燥葉の3月産は、通常、具合が悪い。なぜかというと、インディゴの産地の3月とは、タミルナドゥでは多雨の時期にあたるため、インディゴの乾燥がまともにできないからだ。仮に乾燥できたとしても、カラリと乾かず、乾燥工程に問題ありで、品質が落ちる。
天候異変、2012年3月のインディゴの産地、タミルナドゥは天気続きで、インディゴの乾燥が適切に行われたために、高品質なインディゴがとれた!
そういう理由で、2012年は、3月産のインディゴ乾燥粉末をお届けすることになった。しかも、品質は写真を見てのとおりの極上。白髪の比率が高く、しかも、少しでも暗めに染めたい方は、2012年産インディゴをお試しになるといいでしょう。この3月産は4月~5月に製造され(現在も製造中)、6月下旬にアートビーングに入荷の予定です。
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