ストレートパーマで傷んだ髪のトリートメント・手入れについて
質問:ストレートパーマをあてていたために、最近、髪の毛は全体的にひどく傷んきました。それで大青入りのヘナを使ってみました。ただ、聞いていたよりトリートメント効果が少ないように感じました。元々髪質が弱く細いので、トリートメント効果をあげたのですが、どうしたらよいでしょうか?
私が感じた事は、まず、あなたは髪の毛がそんなに強い方ではないようですから、できるだけ化学薬品を使用することは避けたいという事です。それは、どこかによく覚えていてくださいね。傷みやすい髪質でもあるので、パーマなどかけずにいても、ロングにするだけで切れたり、弱ったり、かなりのダメージを受けやすいでしょう。
大青入りのへナを使用されているとのことですが、この大青というのは、色味を暗めにするために配合されているハーブです。どれくらいの比率で大青が入っているかで、結果が異なります。ヘナに大青がたくさん配合されているとしたら、へナ100%に比べてトリートメント効果が落ちるでしょう。私は実際にあなたと同じ大青入りのヘナを使用したことはないので、何とも言えませんが、通常、髪へのトリートメント効果という点から言うと、ヘナだけのほうがベストです。色味を濃くしたいという観点で、大青にしても、インディゴにしても、他のハーブをヘナに追加して混ぜすぎると、ヘナの髪へのトリートメント効果が減ってしまいます。これは色味とトリートメント効果、使用感というものを秤にかけながら、ご自分なりに遊んでみる必要があると思います。基本は、まず、ヘナだけでやってみること、その使用感を体験して、それから、他のハーブをミックスしたヘナを使用してみて、どちらが自分にあっているか?色味か、トリートメント効果か?などを試してみる必要があるでしょう。。。ところで、大青入りのへナ染めは満足した色に仕上がりましたか?もし、その色がお気に入りで続けていきたいのであれば、普段できる事として…頭皮のマッサージや、オイルパック(セサミオイルなどを使用)、ヘナやハーブなどで頭皮をパックするといいでしょう。
親指の爪の付け根を扉ではさんだことがありませんか?
これは、体験している方にはすぐわかる事なんですが、強い力で扉に指をつめた時、その後、爪が抜け落ちる場合もありますが、大抵の場合、ゆがんだ弱い爪が一時的に生えてきます。これは、爪を作っている爪母(そうぼと読みます)が傷ついているので、まっすぐな健康な爪が生えにくいという状態を表しています。その後、爪がゆがんだままになる方もいますし、手入れの結果健康なもともとの爪が再生する方もいます。
健康な地肌から、健康な髪が生える…地肌のケアが一番大切です
これは髪の毛にもいえる話。健康な地肌からは健康な元々持って生まれた個々違う美しい髪の毛が生えるという事です。もし、健康な毛が生えているにもかかわらず、とても強いパーマ液やケミカルを与えた場合は地肌が傷つき、髪の毛がドンドン精気を失い死んでしまいます。一度、傷ついた髪は切るしかないです。元に戻らないという事ですから、普段のヘアケアに必死になっても、もう遅いです。ですから、今の髪の状況を少しでも良くする為に、地肌ケアを一番にオススメします。
ロングヘアという事ですから、長い間かかっても、もともとの髪を元気づけるような事をしてあげるように、地肌を助けてあげてはどうでしょうか?細胞たちが元気に動けるようにしながらヘアケアしてへナカラーを楽しめると、とてもいいと思いましたよ。それと、ブラッシングは丁寧にしてあげて下さいね。
髪を傷めるところからサヨウナラする
まず、髪を傷めるところからサヨウナラしなければ、いくら良いと言われるトリートメントも効きません。くせ毛の人はストレートにとても憬れるのですが、見た目の美しさより本来の持って生まれた自分の美しさを見てあげてはどうでしょうか?私には私にしかない個性・ユニークさ・美しさが必ずあります。