ヘナ産地情報
マハラニ・ヘナはヘナの産地の人たちと一緒にヘナ生産活動をしています
2015年11月16日ヘナの産地からレポート
彼らがマハラニ・ヘナを生産しています。いま、休憩チャイタイム。ヘナの産地ソジャットの若い男女です。
ヘナ遊では、地域社会から一切の搾取を許しません。
マハラニ・ヘナを皆さんに使ってもらうことで、彼らの生活を支えることになります。 ヘナ遊では、地域社会から一切の搾取を許しません。
常に、地域における適切な報酬に配慮し、適切な報酬とは、衣食住において、地域の水準にみあっただけの生活ができる報酬を、スタッフがマハラニ・ヘナを製造するにあたって獲得できよう、工場に要望しています。(現在、マハラニ・ヘナが製造されている工場での報酬は現地でのほかのどの工場よりよい。)
さらに、工場での環境の改善をいつも要望し、工場の経営者らと一緒に、工場内の環境改善を検討しています。
例えば、作業中、彼らが着用している緑色の制服とオレンジ色の被りもの、これは、工場とアートビーングによって、スタッフ一人ひとりに配布されているものです。 (工場は緑のズボンと女性の衣服、アートビーングはオレンジ色の布(頭に被っているもの)と、男性のシャツを支給)
集塵機の導入で、マスクなしでも、工場内に立っていられるようになった。
さらには、ヘナ製造工程において巻き上がる砂塵粉塵の改善対策を長年要望してきました。その結果、本年、ダストコレクターと呼ばれる巨大な集塵機/エアークリーナーの設置を工場は行いました。これにより、働くものたちの労働環境が大幅に改善しただけでなく、ヘナ清掃の際、まきあがる砂塵を一騎に吸い込むため、結果、ヘナに含まれる砂分が大幅に減少しました。
ヘナ製造の最初の工程、ヘナの葉から砂塵を振るい落とす工程は砂埃舞い上がり過酷なため、ヘナの産地のみでしか行われてこなかった。マスクもなく、もうもうと巻き上がる砂埃の中で人々は働き、肺病で命を落としてきた、これが現実だ。
実は、ヘナ生産の最初の工程、ヘナの葉が入荷した際、そのヘナの葉にからみついている砂塵を取り除く工程が心痛だったのです。砂漠に育つヘナにはその宿命として、砂分が葉にまとわり付いています。これをゆすり落とす工程は、ヘナ生産の上で欠かすことができない工程なのです。ところが、ヘナの葉から砂分を振るい落とす際に、砂塵が舞い上がり、これが工場内に砂嵐のような環境を作ってしまうのです。そのため、対策としてヘナの葉の清掃工程の従事者には3Mのアスベストマスク使用を義務づけるなど対策をしてきました。
ヘナ製造の最初の工程、これはあまりに埃っぽいため、ヘナの産地でしか行われてこなかったのですが、このヘナの葉の清掃工程によって、 この砂塵はもうもうと立ち上がり、あたり一面を砂だらけにしてしまうのです。実は、以前から問題になっていたのですが、この最初の工程で働くものたちの多くが肺の病に冒され、消えていったのです。今現在でも、状況はマハラニヘナ関連の工場以外は何の違いもありません。つまり労働者は、適切なマスクもなしに、ヘナの葉の清掃工程で働き、そして、やがて肺浮腫などに冒され、使い捨てにされてきたし、それは今も同じです。
これは悲しい現実です。いま、現在、ソジャットのヘナを手にしている人は、可能性として、こうしたヘナの産地、地域の人たちの犠牲の上に、ヘナを利用しているかもしれないのです。
マハラニヘナでは、長年、工場との相談の上、3Mのアスベスト用マスクの導入は、かなり以前に行いましたが、さらに今年は、集塵機が投入されました。この集塵機は食品を生産する際に使用されているもので、今まで、ヘナ産業では一台も稼動したことがなかったとのこと。工場の経営者たちは非常に賢明な決断をしてくれました。現在、この集塵機のおかげで、マスクなしでも、ヘナの清掃現場に立つことができるようにまで、空気が綺麗になっています。ヘナの葉から砂塵を古い落とす装置にそのものに、集塵機をの吸入口をつけたからなのです。
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