ヘナの産地

樹齢百年のヘナの前で

2017年10月20日ヘナの産地からレポート

まは@ヘナ畑

これが樹齢百年のヘナの木??

ヘナ狩りのおばさんとおじさんと、樹齢百年のヘナの木の前で記念撮影。え、これが樹齢百年?そうなんです、はい。実に驚き。とても小さいです。株も大して大きいわけじゃない。ところが樹齢は百年、、、どうして?

色素を多く出すヘナの木はまるで盆栽のようだ。

ヘナ農園のオーナー

むかって左の男性は、まはの知り合いシバさん。彼は、ヘナの仲買人もする人。彼がこのヘナ畑に連れてきてくれた。 写真一番右の白い服をきた男性は、この土地のオーナー。彼のおじいさんのおじいさんの時代からこのヘナ畑を引き継いでいる。また、彼のおじいさんは、シャーン君のおじいさんと、この土地の横にヘナを植えた、それがいまから55年前だという。要するに、彼の畑は100年のヘナ畑と55年のヘナ畑の二つだとうい。毎年刈り取られるものだから、切株は一定以上おおきくなることはない。

ヘナ畑のヘナ盆栽……それがオレンジ色の色素をたくさん出すヘナなのだ。

ヘナ盆栽

このヘナの木は、この畑のものではないが、推定樹齢百年のヘナ盆栽。毎年、ヘナの葉の収穫のために、地表部からばっさり刈り取られてしまうために、決して大きくなることはない。ヘナの木は、放置しておくと、5メートル程度の灌木に成長するが、大きく育ててしまうと、葉にはあまり色素がのることがない。

ヘナの刈り取り

ヘナは地上部を伐採しているというのが正しい表現かもしれない。こうしたおばちゃんたちによって、毎年、地上部を根こそぎ伐採されてしまうため、ヘナは大きく成長することができず、その姿はまさしく盆栽のようだ。ただ、ヘナは大きくしてしまうと色が出なくなる。だから、仮に豊作でどんなに価格が暴落しても、ヘナは毎年刈り取ってやらないとならない。

ヘナの刈り取り

刈り取って、刈り取って、、、刈り取り続けることで、ヘナは命を振り絞って上に葉を伸ばしてくる。その芽吹きの生命力こそが、この不思議な赤オレンジの色素ということなのだ。

マハラニヘナの目利き/樹齢百年のヘナの木


ヘナの産地
ヘナの木

	ヘナの切り株
ヘナ遊