ヘナの産地

これがほんもののヘナの粉……ヘナ石臼挽き

2015年11月29日新ヘナ石臼挽きの使用レポート

これがほんもののヘナの粉……ヘナ石臼挽き

この挽き加減にするために、2トンの石臼を調整すること1週間!

2015年産ヘナ石臼挽きの仕上がりの状態の粉を接写しました。目が大きめというか、ヘナの粉の目はっきりとわかります。中には石臼挽きならではの繊維質が見えます。これは、葉脈です。これを溶かして頭にのせると、ああ~違うなぁと、長年ヘナを使いこんできた方にはおわかりいただけるはずです。

石臼調整

上写真は、調整中の石臼。年に1回だけ、アートビーングが石臼挽きヘナを製造する際にだけ回るため、立ち上げ調整に1週間かかる。清掃、研磨、挽き加減の調整のため、何度も、石臼を引き上げたり下ろしたりを繰り返しながら、上の写真のようなすばらしいヘナの粉が仕上がるようになる。これを溶かすと、ほらこのとおり……

石臼挽きのヘナは何かが違う。。。

溶かす

ヘナを長年使っている人であればあるほど、 ヘナといえば、やはり石臼が一番よいと感覚的に思うのは間違いないと思う。

やはり、石臼挽きのヘナは何かが違う。。。

実際に、まったく同じ2015年収穫のヘナの葉を石臼で挽いた粉、機械で高速で挽いた粉、この二つを使い比べているが、石臼挽きの使用感はすばらしい……石臼挽きを使ってしまうと、やっぱり石臼挽きだなーと思ってしまう。これは不思議、、2015年10月収穫のヘナ石臼挽きの最大の特徴は……

2015年10月収穫・石臼挽きのヘナは色素が濃い

染まり比較

結構な違い、、わかる人はわかるほどの違いとして、染めたときに体感できるものと予想しています。実際には、あれ?ちょっと濃いかなという、よく見れば違うかもしれないという感じです。

色素=ローソニア色素が強いためか?若干、ヘナの植物としての匂いは強めかもしれない

ヘナという植物の匂いは、強弱がある。

一般的にヘナの匂いという場合、ヘナが古くなって出てくる匂い、これは臭いですが、これは雑菌などの繁殖によるもので不快な感じのする臭いです。

ところが新しいヘナであっても、ヘナ特有の匂いがあり、このヘナ特有のローソニア色素の匂いにも強弱がある。

昨年のものは弱でしたが、今年は色素量がかなり多かったためなのかもしれませんが、ヘナの植物の匂いもやや強めかなという感じです。

ただ、古いヘナから発せられる悪い臭いではありませんので、問題は感じません。 ワインのソムリエのように、ヘナを長年使い込んでいるときに、臭いでヘナの状況がわかりますので、ヘナ・ソムリエ的な評です。

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