ヘナの葉は牛に引かれてやってくる
2013年ヘナのレポート 2013/11/11
牝牛はミルクを与え、雄牛はヘナを運ぶ
まはは、毎日、絞りたての牛のミルクを散歩がてらもらいにいく。そして、昼間は、牛に運ばれてくるヘナの葉を待っている。
さぁ、きたぞーーー。ヘナの葉のサンプルを収集だっ!
雄牛が運んでいる麻袋には、ヘナの葉がいっぱい詰まっている。
毎日、ソジャットの各村々から農民がヘナの葉の詰まった麻袋をオークション(競り)にかける。競り落とされた麻袋は工場の倉庫に運ばれてくる。
麻袋は、村の農民毎に番号がふられ、
その番号毎に、サンプルを収集するのが日課。サンプルは番号毎、つまり産地や農民毎に検査に送られる。重金属検査は、異常な値の重金属が検出された場合は、そのロットを排除するために行われている。
さらにそのサンプルを使って、染毛実験を行う。染まりがよかったものは、何度も繰り返しサンプルを再収集し染毛テストを繰り返し行う。
もう30トン分程度のヘナの葉のサンプルを収集した……通常のヘナになれるヘナはたくさん見つかったが、しかし、まだ、石臼で挽きたいと思えるヘナの葉はわずかしか見つかっていない。十分な量が見つかるまでは、ひたすら検査をやり続けるつもりだ。そう、こんな牛さんが運んでくれるからね、、、毎日、待ってるよ!よいヘナの葉、いらっしゃい!