100%植物性ハーバルカラー＜ブラウン～ダークブラウン～ブラック＞実験

ハーバルヘアカラーとは

いままで、ヘナ＋インディゴというシリーズがあったが、これには、４、５、７とかの番号を使用していた。これは、ヘナとインディゴの配合率により、番号を振っていたわけだが、この考え方から、ワンステップアップして、色を基準に、ヘナとインディゴの配合を調整していこうというのが、「ハーバルヘアカラー」のシリーズです。

ヘナの色素の強さ、インディゴの発色の強さで比率が変動する

実は、ここのところ、インディゴの品質があがり、相対的に、ヘナの色素よりも強くなってくる傾向があることに気がついた。ヘナ＋インディゴ５、これは、ヘナとインディゴを等分に配合したものだが、これで、白髪染めを続けていくと、インディゴのほうが若干強いために、だんだんと黒にひきづられていくことがわかった。

ダークブラウンの発色にするには、ヘナとインディゴの強さにあわせて、配合を毎回調整する

この匙加減が難しいが、色味は、赤オレンジ系のヘナ×藍色のインディゴの混ぜ合わせで発色され、それぞれの強さにより配合に、たとえば、ダークブラウン系の色に調整するには、プラスマイナスがかなりあることが最近、わかってきた。

上の写真の、一番上のほうに、ヘナ１００％とインディゴ１００％がある。ヘナ１００％は赤オレンジ系の色味。インディゴ１００％は、剣道着と同じ藍色。この二つの配合を調整していくことで、ブラウン系、ダークブラウン系、黒系の色合いが実現する。使用したヘナは2010年マハラニ特選ヘナと、2010年マハラニ特選インディゴ。しばらく配合を、数パーセントづつ調整しながら、この二つ、2010年マハラニ特選ヘナと、2010年マハラニ特選インディゴの掛け合わせで、ブラウン系、ダークブラウン系、黒系がどのあたりかを割り出してみようと実験を続けているところです。