毛細血管を拡張させ毛根にある皮脂腺を刺激する育毛ハーブ・ナガルモタ
和名ハマスゲといい、日本やアジアなど各地に自生する薬草で、雑草のように強い繁殖力がある。場合によっては、雑草といえてしまう。ただ、アーユルヴェーダでは、雑草という観念がない。生えてくる草には雑草はないのだ。
毛細血管を拡張させ、毛根にある皮脂腺を刺激するナガルモタ
<ドクタージェインのハーブブックより>ナガルモタは、湿地に育つハーブで、Bimbal などとも呼ばれ、サンスクリットではVarida Meghnad Kuruvind musta などと呼ばれる。ナガルモタの塊茎で品質のよいものは、指くらいの長さ、厚みがあり、よい香りがする。乾燥させたほうが香りが増し、ピネンとシネオールを含有している。ナガルモタは毛細血管を拡張させ、毛根にある皮脂腺を刺激するため、ヘアケアに役立ち、また、スキンケアにも活用される。。
かつては、服をしまう際に、ナガルモタの塊茎をはさんでしまったものだ。芳香があるナガルモタの塊茎が服がかびないように作用し、かび臭くならない。また、授乳している母親は、ナガルモタの根で首飾りを作り、首にかける伝統があった。ナガルモタの塊茎の首飾りを付けていると、母乳の出がよくなり、また、乳腺の炎症が抑えられるからだ。ナガルモタの根で髪を洗うと、微によい香りが髪から漂う。<ドクタージェインのハーブブック引用ここまで>
ナガルモタの塊茎
ナガルモタ: 除虫作用、腐敗防止作用
<"Medicinal and Aromatic Plants of Himachal Pradesh" 著者:Dr Narain Shingh Chauhan 出版社:Indus Publishingより引用> ナガルモタの塊茎は健胃薬、強壮剤、利尿薬などとして活用される……また、催乳作用がある……塊茎をペーストにして塗り、傷や腫れを癒す。炎症を押さえ、解熱鎮痛作用がある。ナガルモタのオイルには、除虫作用、腐敗防止作用がある。
ハーブシャンプー・マハラニブレンドに配合されているナガルモタ
ハーブシャンプー・マハラニブレンド(旧称香る髪エキゾチカ)に配合されているハーブで、エキゾチックな香りを主に演出しているのがナガルモタだ。ナガルモタから抽出される成分にはある種の虫には殺虫効果さえあるという(日本農薬学会誌コナガ幼虫に対するハマスゲ (Cyperus rotundus L.) 塊茎の殺虫性物質)。 また、腐敗を防ぎ、除虫作用があるナガルモタは、ヘアケア、スキンケアにはぜひ活用したいハーブと言える。また、ナガルモタは「ナガルモタは毛細血管を拡張させ、毛根にある皮脂腺を刺激する」作用で知られており、健全なお肌の維持、あるいは、頭皮の維持にもぜひ活用したいハーブで、ヘアケアにおいては、育毛ハーブといえる。
このナガルモタの香りは、どちらかというとバッチャ(菖蒲の根)にも似た香りで、心落ち着くが、香る髪エキゾチカでは、このナガルモタの香りを中心に、、カチュールスガンディとバワチの香りが合わさることで、エキゾチックな香りになっているように思う。
ヘナ遊トップ<ヘナとハーブで育毛・白髪予防
これぞ究極のヘアケア!正しいヘアケア、正しいシャンプーの方法
ロングヘアを美しく保つインド女性の髪のお手入れヘアケア方法
育毛、正しいヘアケアとは?正しいシャンプーの仕方とは?
ヘナとインドハーブで育毛、白髪染め
ヘナに5種の髪にいいインドハーブをプラス・ヘナプラス
ストレス対策、よく眠れることは育毛になる…ジャタマンシ配合グッドナイト・ヘンナ
ヘナ花ブレンド……ヘナ(白髪染め)にジャスワンド=ハイビスカスの花弁(育毛)を配合、香りにイランイラン
ヘナ・マハラニブレンド(白髪染め)……ストレスをやわらげ髪を養う7種のハーブを配合
質問:白髪予防のヘアケア製品、ハーブシャンプーのお薦めを教えてください
40代からのヘナは、育毛ハーブで遊んでみよう!
髪を長くしたいなら髪を洗い過ぎないのが育毛、合成シャンプーは使わない
白髪抜け毛予防・・髪にいいインドハーブ・ジャスワンド(ハイビスカス)
髪に塗ると髪がよく伸びる・・育毛オイル・モティアロッシャ
毛細血管を拡張させ毛根にある皮脂腺を刺激する育毛ハーブ・ナガルモタ
ヘナはよい髪のための定番
ストレスで白髪抜け毛が増えた人にもヘナやインドハーブはおすすめ
ヘナの塗り方・・ハケでヘナか、ヘナの本場・グジャラート流か?
ヘナで美しい髪をいつまでも…白髪抜け毛予防にハケでへナ・トリートメント