ストレス対策、よく眠れることは育毛になる…ジャタマンシ配合グッドナイトヘナ

あるとき、ふと思い立って、ヘナに大量のジャタマンシの粉を投入してヘナしてみた。それは、驚くべき体験だった。聞くところによると、修行僧が深い瞑想に入る際、このジャタマンシの根を首に巻いたという。理由は、ジャタマンシには心を落ち着ける作用があるからだそうだ。たぶん、その日、まはが体験したのは「瞑想」だったに違いないと思う。

ジャタマンシは、体の一つ一つの筋肉の緊張を抜いてしまう、さらに心の筋肉、マインドの緊張を抜いてしまう…気がついたら、体も心もふにゃふにゃ…思考はまったくの停止状態になった。

ジャタマンシで香り付けしたマハラニブレンド

ヘナ・マハラニブレンド

ハーブシャンプー・マハラニブレンド
これらの製品では、ジャタマンシは香り成分として、控えめに少しだけ配合されています。

ヘナに大量のジャタマンシを落とし、ヘナをしている最中は、さほど大きな変化はなかったが、洗い流した頃から、なんだか、急に体に力が入りにくくなってきた。疲れたというよりは、動きたくなくなってしまった。何か動くときには、力まないと動けないといった具合。力みながら、よいしょと数時間動いていたが、ついに、体の筋肉に力が入らなくなった。そのときに、気がついた……恐るべし経皮吸収。特に頭皮からの経皮吸収がここまで強力だったとは……。（だから、頭皮や髪に、やたらと薬品を使うべきではないです。）

続いて、じょじょに、じょじょに、頭が回らなくなってきた。数時間前まで、すばやく動くＰＣのＣＰＵのように、あれやこれやと考えていた頭が、なんだか働かない……。考え事でストレスのようなものもあったが、なんだか、そんな考え事もまるきりできない。それは、脳内の筋肉のようなものが、作用しなくなって、ふにゃふにゃな感じで、まったく頭が働かない。体も頭も力がぬけて、とうとう、まはは横たわってしまった。気がついたら、体は、こんにゃくか、陸にあげられたイカのようにくにゃくにゃで動けない。さらに頭も似たようなもの……、まるきり働かず、思考がまるでない。ただ、無思考………、まはは、深い安らぎの中で、平穏さの中で、休んでいたが、寝ているわけではなく、意識ははっきりとあり、かなり長い時間、そのままの状態が続いたが、夜中の途中で意識を失ない、気がついたら朝だった。

ジャタマンシはインドのアーユルヴェーダでは不眠症の治療ハーブ。特徴的な香りを放つジャタマンシの根や粉を煎じて、寝る前に飲むと、心が落ち着き知らず知らずに深い眠りに落ちる。

まはは、まだ、ジャタマンシというハーブは、その乾燥根（写真上）しか見たことがない。直接、地面から生えているところを見たわけではない。何しろ、標高３０００メートル以上にしか育たない稀少な植物で、雪解け後、ジャタマンシの草が地面に生長してくる９月（開花）１０月（根の収穫）頃にトレッキングして山を登っていく必要がある。インドでは、北のヒマラヤに近い地方、ダラムサーラーからさらに奥深く、山をあがっていかないと、ジャタマンシが育っていない。

現在、ジャタマンシというハーブは、乱獲のために減少しているために、ジャタマンシ単体での売買は統制されているという。最近は、ジャタマンシの主な出荷国であるネパール（インドの隣国）が、ジャタマンシの輸出を制限してしまったために、入手が困難になってきているという。その影響で価格が高騰し、ジャタマンシの油を搾り取った糟が粉末にされたものも、ジャタマンシの粉として売買されているため、油を搾り取っていないものか、取った後なのかを、見極めたり、絞り糟とそうでないものの混ぜ物などに注意するなど、ジャタマンシの品質には一層注意が必要になっている。このジャタマンシという薬草は、アーユルヴェーダでは必要不可欠な薬草で、不眠症の治療に伝統的に使用されいる。

ジャタマンシは、ストレスの多い現代人にはおすすめのハーブ。現代人が内面に抱えるストレスのために、心の平和が失われ、安らかな眠りも失われ、さらにはそれが白髪や抜け毛の原因にもなっている。

アーユルヴェーダでは、白髪や抜け毛の原因は、主にストレスだという。これを言い換えると、現代人は、その多くが早期白髪に困り、また、多くの人が抜け毛に困っているが、それは、現代という生活様式、ライフスタイルが、人の内面にストレスを強いるものだからだと言えるだろう。

ヘナとジャタマンシの絶妙な組合せ、これが安らかな休息をもたらす。白髪染め＋深い休息を味わうための配合を「グッドナイト・ヘンナ」と命名した。

ヘナをすると、体がくつろぎ、心が落ち着く……だから、まははヘナをストレス解消ハーブシャンプーと呼んできた。そこに、心を平安に導き、深い瞑想をもたらすジャタマンシをくわえ、それを、夜、就寝数時間前に行うことで、白髪染めだけでなく深い休息を味わうことができる究極の配合を、まはは、「グッドナイト・ヘンナ」と命名した。

ジャタマンシの品質が決め手…ヘナとジャタマンシの配合は調整中だが現時点では、適度なジャタマンシの量はヘナの染まりを損なうことが全くない。

「グッドナイトヘンナ」マハラジャロード

ヘナとジャタマンシの配合比率は調整中。極秘です。。。というか、大量に混ぜると、まさに究極の体験をしてしまい、仕事もままならなくなってしまうかもしれない。そこで、適度にリラックスできる程度に、ジャタマンシの配合量を抑えた配合にした。過ぎたるは及ばざるがごとしという諺があるが、適度にリラックスし、安らぎのうちに眠りに入れるように調整している。深く、ぐっすりと、安らかに眠れる……そんな幸せのために、グッドナイトヘンナを試してみて欲しい。