皮膚の乾燥性を取り除き滑らかにするイェシティマドゥ
ジェシタマッドの木の枝を乾燥させた状態。このまま、煮出すと、ジェシタマッドの煎じ薬となる。粉末の場合は、煮出し安いが、少し粉っぽくなる。
アタルバアーユルヴェーダ・イェシティマドゥオイル(ジェシタマッド=リコリスが主成分)
イェシティマドゥとは、サンクスクリット語で、「蜂蜜の根」という意味
- サンスクリット名:Yashtimadhu/イェシティマドゥ
- マラティ語名:ジェシタマドゥ
- 学名: Glycerrhiza glabra
- 豆科
- 使用部:根
- 有効成分:グリジルリジン
- Rasa -Madhura Tikta甘味 苦味
- Virya -Sheeta 冷性
- Vipak -Madhur 甘味
まは注:まはは、この「イェシティマドゥ」を、「ジェシタマッド」などと呼ぶんですが、調べてみたら、これ、地元な言葉なんですね。マラティ語というローカルな言葉。意味を調べたら、「イェシティ」(サンスクリット)ないし、「ジェシタ」が、棒というか、枝(使用部位は根ですが…)ということで、「マドゥ」がハチミツで、ハチミツの根、つまり甘い根といういうことなんですね。和名は甘草……日本は草ですが、きっと、たぶん、地表部分の葉も甘い味がするんだろうと思うんですが、甘草ということで意味が通じました。
イェシティマドゥはアーユルヴェーダ古典書で「ヴァルニヤ」と記され、「ヴァルニヤ」とは「皮膚の乾燥性を取り除き、滑らかにする」「皮膚の色つやをよくする」「皮膚に滋養を与える」という性質
- 熱の除去
- 排尿時の熱感、発赤、あつい時
- 水膨れ、化膿、腫瘍
- 皮膚の輝き、質感、色をよくする
- 皮膚の変色
湿疹、皮膚の乾燥を和らげるために、男女とも全身のオイルマッサージで皮膚の色つやが向上する。
イェシティマドゥオイルのさまざまな使い方
- ナスヤ:慢性鼻炎他、鼻の問題に。横たわり、各鼻の穴に2滴づつ入れる
- 若白髪、抜け毛にも役立つ
- 婦人科疾患にヨーニピチュ(膣湿布)として
- 口内炎、歯肉炎などに役立つ
- おむつかぶれには劇的に効く
- 子供や赤ちゃんの関節や皮膚を強くする
イェシティマドゥオイルには、保湿作用が高いため、当然、傷が治りやすくなります。傷は、湿潤治療という方法があって、傷口を乾燥させないようにして治療する方法、つまり保湿することで、傷口が治りやすくなるということで、湿潤治療があるんですが、お肌にとっては乾燥は大敵で、いつも潤い、保湿が大事、そういう意味で、天然の保湿作用が高いイェシティマドゥオイルはお肌のマッサージに適切ということになります。
イェシティマドゥオイルの使い方
全身や患部のスネハナ(マッサージ)で、方向は末端から中心へむけて 求心的に行う。
- 15~20mlのオイルを小さいボウルにとる
- 室温か、それよりややあたためて温くする
- 下から上へむけてやさしくぬる
- その後に蒸気を浴びせて発汗させる
- 乾いたタオルでふきとる
- イェシティマドゥオイルの入手はアートビーングで
- イェシティマドゥオイル
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