上の写真の白い建物がヘナを生産するヘナの工場で、手前にはヘナ畑が広がっている。この畑は今年、長年の監察期間を経てインドのＮＰＯＰという規格に従い正式にインドにてオーガニック認証されたヘナ畑。以下がこの畑の正式な証書。日本にＪＡＳがあるようにインドにも規格があり、インド国内ではＮＰＯＰがその規格。ＮＰＯＰの監察においては土壌の検査、作物の検査が５年にわたり異常がない（重金属や農薬など）ことが第三者機関によって証明されなくてはならない。ちなみにこの工場はマハラニヘナを委託生産しているＳＭＨＥＥＮＡ社の工場です。
ヘナ畑のオーガニック認証
ここで収穫されるヘナがそのまま工場でヘナの粉にされ世界に出荷されます。今日は８月１５日、インドのヘナの産地では雨が毎日降り、ヘナは成長している。
この畑が雨季で雨が降り、同時に太陽の強い日差しを受けることで大きく成長した。
ヘナ畑は強い雨の後はまるで田んぼのようになっている。あとはインドの熱い太陽が降り注ぐことで、ヘナはさらに大きく成長する。成長には雨と太陽の恵みの両方が必要。下は同じ畑の２か月前の様子。
こちらの工場で生産されるマハラニヘナ石臼挽きをヘナの木の上に置いて写真を撮ってみた。
８月１５日インド独立記念日（＝日本の終戦＝無条件降伏の日）
８月１５日はある意味世界的に行事がある日。戦争が終わった日。インドにとっては独立の記念日にあたり、皆で国旗掲揚をした際の写真。国旗は上のほうにあって見えてないのですが。。白い工場建屋の手前の事務棟（黄色っぽい建物）の屋上にインド国旗があがっているのですが小さいので見えないでしょう。。。
ちなみに、ＳＭＨＥＥＮＡ社の工場もＮＰＯＰに従いオーガニック認証を受けている。
オーガニック認証を受けたヘナ工場
「オーガニックヘナ」と名乗るにはそれなりのプロセスがあり、本当にやろうとするとそれなりに時間がかかります。インドでは安易にやってしまうようですが…。まずはヘナ畑のオーガニック認証を受けます。これに５年～程度かかります。その後、生産工場がオーガニック生産に値するかどうかの認証を受けます。化学薬品入りのヘナを生産しているような工場ではオーガニック認証を取ることはまったくできません。そもそもが一切化学薬品を使用しない前提でオーガニックの認証機関に申請を行い、一定の監察期間を経てオーガニック生産工場として認定されるのです。
またＩＳＯも取得済み。
