2018年産ヘナは作柄良好です

ヘナの葉

パッと見、ローソニア色素大目のヘナの葉

現在、インドにて作柄状況を検証しながら、実際に染毛テストを実施して、染毛力の状況を確認しています。ヘナの目利き人によると、今年のヘナは作柄良好=染毛力が高い、と言っています。理由は雨の関係です。作柄は良好ですが収量は減少し、当然、原材料の価格は高めに推移すると予想されています。

各産地のサンプルを集めては、まずは染毛力をチェックしています。

1)染毛力・ローソニア色素量(赤オレンジの色素)
2)匂いや外観
3)トリートメント作用

1)の色素量は最終的に検査機関にて検証を行い、客観的に数字で染毛力の強い弱いがわかります。今年は最低でも、ローソニア色素量2.5%以上の染毛力を予想しています。2%以上のローソニア色素を含有するヘナが高品質なヘナで、昨年2017年産のヘナは2.6%程度のローソニア色素量でした。

2)の匂いは、これ重要です。あまり匂いの強くないものと、チェックをします。中にはとても臭いヘナがありますので要注意です。

3)のトリートメント作用は実際に髪に塗って、洗い流さないとわかりません。トリートメント作用が高いヘナ、低いヘナがありますが、これは客観的に数字では判別できません。実際の塗布試験で人の頭で、、、具体的には自分の頭で確かめるしかないのです。

こういった検査を行いながら、今後、ヘナの買い付けを行っていきます。

現在も産地にてヘナの収穫が最盛期を迎えています。お届けは通常、年明けになりますが、可能であれば年内にもお届けできたらとは考えておりますが、実際はどうなるかはわかりません。今年もよいヘナをお届けできますように、期待してお待ちください。