ヘナ石臼は頻繁にメンテナンスがいる。目立てもさることながら、ヘナの粉のカスが詰まってくるので、定期的に取り除く作業をする。これに半日ほどの時間がかかります。
![ヘナ石臼](https://hena.ohah.net/weblog/wp-content/uploads/2018/11/gat2-1.jpg)
今、上の写真に見えているのが、上の石臼で重さおおよそ1トン。真ん中に十字の鉄の部品があるが、この中心に回転軸が入り石臼が回転する。下の石臼もおよそ1トンで、それが下の写真。
![ヘナ石臼](https://hena.ohah.net/weblog/wp-content/uploads/2018/11/gat3-1.jpg)
軸が中央から出ているが、これを上の石臼の十字の穴に差し込んでロックし、上の石臼が回転することでヘナを粉に挽いていく(下の石臼は固定され回転しない)。
![ヘナ石臼](https://hena.ohah.net/weblog/wp-content/uploads/2018/11/gat4.jpg)
上の石臼が1トン、下の石臼が1トン、総重量2トンの石臼を開いたところ。メンテナンスの度に開けたり閉めたりするのは一苦労です。
![ヘナ石臼](https://hena.ohah.net/weblog/wp-content/uploads/2018/11/gat5.jpg)
チェーン滑車で持ち上げながら、蓋をしめていく作業です。
![ヘナ石臼](https://hena.ohah.net/weblog/wp-content/uploads/2018/11/gat6.jpg)
SMHEENA社のスタッフはヘナ石臼を開始してから何年も繰り返しているので、かなり熟練してきています。ただし、石臼挽きは、年一回、マハラニヘナの生産時だけですので、慣れた頃に休み、1年近く開いて、また、石臼のメンテナンスするの繰り返しで毎回、扱い方の勘所を思い出すのに苦労しているようです。
![ヘナ石臼](https://hena.ohah.net/weblog/wp-content/uploads/2018/11/gat8.jpg)
メンテナンスが終わり、石臼をもとに戻し、次に蓋をかぶせて終了。
![石臼](https://hena.ohah.net/weblog/wp-content/uploads/2018/11/gat9.jpg)
これから石臼挽き再開です。