白髪をソフトブラックへ…ヘナ染め1時間⇒インディゴ後染め20分

白髪をソフトブラックへ ヘナ染め1時間⇒インディゴ後染め20分

良質なマハラニインディゴが可能にする時間短縮!

マハラニインディゴには藍色成分が多く含有されている。この藍色成分はインディカンと呼ばれ無色で水溶性。空気に触れ酸素と結合してインディゴカラー(藍色)に発色する。

インディゴを髪に塗布している時間は染め時間ではなく藍色成分の浸透時間!

インディゴを塗布して洗い流すとき、1時間~もインディゴをしていると、洗い流した際、確かに染まっているように見える。これはインディゴをペースト状に溶かし髪に塗布している状態で、効率が悪いが空気に触れ少しづつ藍色に発色したからだ。

ところが、インディゴを塗布して10分~20分などで洗い流すとインディゴがほとんど染まっていないように見える。つまり、ヘナで赤オレンジ色に染まった白髪はインディゴを塗布して10分~20分で洗い流した直後は赤オレンジのまままったく染まっていない。実は、この状態は藍色成分が発色していないが髪の中に浸透している状態。

インディゴはインディゴを洗い流した後1時間で染まる!

インディゴを洗い流した後、タオルドライ=髪が乾燥しないように、湿ったまま半乾きに保っておくことで藍色成分が空気に触れやすくなり、一騎に藍色に発色していく。こうして髪を半乾きの状態に1時間も保っておくと藍色成分が発色し白髪は暗く染まっている。つまり、インディゴを洗い流した後にインディゴに染まる!ということだ。

マハラニインディゴには藍色成分が多く含まれれているため、インディゴの浸透時間=髪に塗布している時間は長くなくていい!

インディゴの浸透時間はさほど長くなくてもよく、黒に染めたい場合は20分~30分で十分で、ダークブラウン希望なら10分程度でよいでしょう。インディゴを髪に浸透させ洗い流した後、タオルドライ(タオルを髪にまいた状態で髪が乾きにくくする)しておくことで髪に浸透した藍色成分が発色させるため、インディゴペースト自体をを長時間、髪に塗布したままにする必要はまったくない!

白髪をソフトブラックへ…ヘナ染め1時間⇒インディゴ後染め20分

白髪をソフトブラックへ ヘナ染め1時間⇒インディゴ後染め20分

インディゴ後染め30分の場合はかなり濃くなる。ただし、30分以上はもはや差がない。マハラニインディゴの藍色成分は30分以上浸透させても、それ以上濃くならない。同じ毛束を黒紙の上で見てみよう。白と黒の背景の上では見え方が異なってくる。黒い紙の上の見え方は黒髪が多い人の発色の見え方。

自然な黒髪、栗色に近いソフトブラックとしてはインディゴ浸透時間20分程度がよいように思う。髪質や好みによるため、マハラニインディゴで20分~30分の後染めで調整してみてください。くれぐれも長時間の塗布浸透時間は不要。大事なのはインディゴペーストを洗い流した後、1時間ほどタオルドライで十分に藍色成分を発色させてやることです。

マハラニインディゴは短時間でかなり暗く染まり驚きました