石臼挽きヘナと普通のヘナ(機械挽き)のどちらがおすすめ?

よくある質問です。どちらかを選ぶかについて以下を参考にしてください。

私はヘナ歴が長いです→石臼挽きがおすすめ

まは、ヘナ歴20年、そのまはは石臼挽きしか使いません。機械挽きのヘナとは違うんです。じゃ、何が違うかというと……

安全な白髪染めとしてのヘナを期待している人は機械挽きでOK

ヘナで安全に白髪を染めたいと考えている人は機械挽きのヘナで全く問題ありません。ところがヘナ歴が長くなってくると、それだけでは物足らなくなってきます。何しろ、ヘアダイと異なり、ヘナを塗布して1時間とか2時間とか、人によっては3時間も頭に塗布したままにするため、ヘナの違いがだんだんとわかってくるようになる。。。。そういう方には俄然、石臼挽きがおすすめ。

石臼挽きは波動が違う!

極論すると、そういうことなんです。高速化粉末化装置で粉末化の際に、瞬間ですが300度近くに加熱され急冷されたヘナの粉と、大きな石臼が回転し、低温でゆっくりと粉にされたヘナ、、、これはもう別物なんです。じっくりと頭にヘナを乗せていれば、機械挽きなのか石臼挽きなのかがわかるようになります。

石臼挽きはトリートメント作用が高い

機械挽きも石臼挽きも、染まりという点ではぱっと見、違いがわかりにくいと思う。ただし、トリートメント作用においては石臼挽きのほうが体感的に良好です。

仮に同じヘナの葉があったとします。同じ農民の同じ畑から収穫されたばかりのヘナの葉。例えばこんな感じのヘナの葉……。

ヘナの葉

これを高速化粉末化装置にかけて粉末にしたものと、石臼挽きでゆっくり挽いたものとを使い比べると、石臼挽きのほうがトリートメント作用が高いです。ヘナの染める力であるローソニア色素量は成分分析で検出できるが、トリートメント作用の違いは数字にして計測することはできない。この違いは、実際に使い比べないとわからない。だから、過去、実際に何度となく試験をしてみた結果、同条件で挽き方だけを違えた場合、トリートメント作用という点では、間違いなく石臼挽きが上であるということがあくまで「体感的」にわかっている。