天然素材でたった１５分の早染め！
この結果に唖然。もう何度となく実験を繰り返しているがいつも同じ結果。初回はやや長めの３０分。二回め以降、時間を短縮し、３回めからは溶かしてすぐに塗ってたったの１５分で洗い流す。これで白髪がわかりにくくソフトブラックな発色。
なぜここまでの時間短縮が可能になったのか？
ハーバルカラー７ソフトブラックの主成分はマハラニインディゴで、このマハラニインディゴに含有される藍色成分の含有量がかなり高いため、短時間でも暗めに発色させることができるようになったこと、これが一点。それと……
塗布している時間は藍色成分の浸透時間で、洗い流した後１時間が染め時間！
ここの重要なポイントがある。藍色成分はペーストの状態ではゆっくりにしか発色しない。塗布している間にハーバルカラー７に含まれているインディゴが髪に浸透され、洗い流して、湿った状態で空気に触れることで、ぐんぐんと藍色に発色し、髪が染まるという仕組み。藍色成分は空気に触れることでインディゴカラーに発色するが、その際、適度な湿気が欠かすことができないために、洗い流した後、乾かさないようにタオルドライする。タオルドライは１時間で、その間に髪が乾いてしまいそうになったら、適度に湿り気を髪に含ませてやる。冬場の場合は温かいタオルで蒸しタオルのようにして髪に湿り気を送ってやるといい。
実際は初回から１５分染めでも構わない！
もはやここまで来てしまった。ここまでいくとヘアダイの感覚に近いが、一つだけ違うと、洗い流した後の１時間のタオルドライだ。この部分は大きく違うが、なんとなく髪に塗布している時間が１５分ということだけをみると、ヘアダイ感覚で気軽に続けられそうだ。ただし、間をあけすぎないように、可能であれば、１週間に１回、１５分染めを続けるのが理想です。
