ヘナの産地のSMHEENA社では2018年産マハラニヘナ石臼挽きの製造が進んでいる。マハラニヘナは、実はお嫁入り前の若い子が作業してくれている。
マハラニヘナ石臼挽きの特徴
1)ヘナ染毛力であるローソニア色素がの含有量が高い
色素量はトリートメント力や鮮度、リラックス度とは異なり、化学分析ではっきりと結果値が出ます。
染毛力:五つ星★★★★★
ヘナの色素量が多いからといっても、黒に染まったりはしませんので注意。ヘナの色素は基本、赤オレンジ色のため、色素量が多くても赤オレンジ色が濃く染まるだけで暗めに、ブラックやダークブラウンやブラウンに染まることはないです。
2)トリートメント力が高い
トリートメント力:五つ星★★★★★
鮮度がよいときによく粘る=粘性が高い場合、トリートメント力が高いことが多い。実際に使用してみないとわからないが、今回、マニックチャンドさんのヘナは抜群のトリートメント作用があった。マニックチャンドさんともう一銘柄、トリートメント作業が高いヘナを配合しているいるため、高いトリートメント力を発揮してくれる。
3)鮮度抜群
鮮度:五つ星★★★★★
溶かしてもらえればすぐにわかります。おおっ、これは違う!と。
先日、2017年産のマハラニヘナ石臼挽きを開封してチェックしてみました。真空パックのため、結構、まだまだ鮮度がよかったです。鮮度では昨年の2017年マハラニヘナ石臼挽きより状況がよい状態で真空パックしているので、楽しみです。ちなみに、ヘナは湿気、空気、光で劣化する。真空パックでもアルミパックに入れていないと、つまり完全に光を遮断しないと劣化していく。
そういう理由で、製造前によく天日乾燥させて湿気を取り除き、真空パックで空気を取り除き、肉厚のアルミパックで100%光を遮断しているのです。
3)きめ細かさは石臼では究極
きめ細かさ:五つ星★★★★★
石臼挽きでは過去最高のきめ細かさ実現。これ以上はもうできないっての!ってくらいにきめ細かく、一瞬、これって機械挽きじゃないの?と錯覚してしまうほど。でも、溶かしてみると確かに確かに石臼挽きだわ!でも、実に滑らかに、実にもっちと粘りのあるペーストに仕上がる!これぞまさに究極の石臼挽きに仕上がりました!
4)リラックス度は普通
リラックス度:三つ星★★★
これはあくまで相対評価ですが、2017年産のマハラニヘナ石臼挽きは眠くなったり、リラックス度が高かったのですが、2018年産はあまり眠くはなりません。普通の使用感ですが、ただ、ヘナに慣れていない人は、それでも眠くなると思います。
上は2017年のマハラニヘナ石臼挽きを使っているときの、まはの様子……こうはなりませんよという意味です。販売は2月を予定しているので、ヘナマニアの皆様、首を長くしてお待ちください。
写真は2018年産マハラニヘナ石臼挽き500g です。