高品質ソジャット産ヘナ不足のため二級品ヘナが使用される

ヘナの産地

すでにお伝えした通り、インドの主なヘナの産地ソジャットでは異変が起きている。ヘナの原材料となるヘナの葉がない。

上記参考記事: 偽装ヘナに注意!ヘナ葉原材料の高騰!

偽装は主に国内産にて行われる可能性がある、、、というか、もはや現地では国内産は必要悪としてやらざるを得ない状況。ところが規格の厳しい海外向けには薬品を混入させると足がついてしまうので、二級品のヘナを適宜混ぜ込んでくる。ソジャット産以外、つまりどこか別の産地よりひっぱってきてコストを抑える。困ったときにはグジャラート産のヘナがよく使われる。どの程度品質が違うのかを確かめたのが上の写真。

染めた直後はまったく違いはわからない。違いは三日後以降にわかる!

ソジャット産一級品とそれ以外の二級品の違いは色の深まり、この違いであり、染めた直後にその違いがわかることはない。ヘナは自然の草木染めであり、空気に触れ酸化して、はじめて本当の色、風合いが出てくる。そのため、染めた後、三日目くらいに比較してみると唖然とすることがある。ソジャット産もグジャラート産も染めて洗い流した直後は色に関してはどちらも大きな差はなかったのだ(ある程度の違いはあったが)。ところが染めた後、三日~程度経過すると大差がつく。それがこの写真の実験です。よいヘナを見極めるにはこうした染毛力の質の違い(酸化により色がどう深まるか)を見極める必要があります。

ヘナの産地ソジャットとグジャラートの位置関係

ヘナの産地

上記参考記事: よいヘナとはどんなヘナか?実験「染めた後、発色がさらに深まる」

マハラニヘナは高品質、間違いありません

手前味噌になって申し訳ありませんが、こと、今年にいたっては、まはは自分のヘナしか信用できません。現地にて、自分の目で目利きして買い付け、それを自分の目の前で挽いてもらったヘナについてのみ保証できます。ヘナの収穫期9月10月に現地で高値を顧みず、最もよいと目利きしたヘナをしっかりと買い付けたものだけを使用しています。ぜひまはのヘナをお使いください。

マハラニヘナ石臼挽き

もちろん、マハラニヘナ石臼挽きがおすすめ、、、なんですが、実は在庫が少なくなってきております。普通のマハラニヘナファイン粉末も、マハラニヘナ(機械挽き)も、今年はぜひ活用してください。マハラニヘナであれば、どれであっても100%保証付き、一切の混ぜ物と妥協はありません。

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