ここにまた一つ少々衝撃的な結果が出てしまった。ヘナで色濃く染めるには一回の染め時間が長いほうがよいのか?それとも、一回の染め時間は短くても、回数を染めたほうがよいのか?という質問に対する結果がこの実験結果。つまり……
ヘナは回数で濃く染まる、回数で、色濃い茶系に発色していく
この写真では、ほぼ染めた直後の写真のため、酸化によっての色の深まり具合を推し量ることができない。そのため、この結果を数日~1週間程度、放置して色合いがどう変化していくかを観察していくことになるが、いずれにしても、あと1週間もすれば、2H+2H+2H=6Hがもっとも濃く、ほとんど濃いレンガ色から、さらに茶色に発色していくことが予想される。
Hは時間。2H+2H+2H=6Hとは、2時間染めて1日放置し、また翌日に2時間染めて放置、その翌日にまた2時間染め、合計で6時間染めたということ。一番、右に、6Hとあるが、これは一回にまとめて6時間染めたもので、これは2時間染めたものよりは多少濃く発色しているが、2H+2H=4H、つまり、2時間染め、翌日にまた2時間染め、合計4時間染めたものよりも、発色、色の濃さの点では劣っている。
ヘナは酸化によって色が濃く発色する
染めた直後は赤オレンジ色が目立つが、その後、二日が経過するにつれ、色は落ち着いていく。ヘナは草木染め。空気に触れ、酸化することで色合いが変化していく。そしてまた、染め→酸化→染め→・・・を繰り返すことで、色合いが異なってくる。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。