今日はインドで「ラキ」の日にあたる。カラフルな紐を姉妹たちが兄弟たちに巻きつける日なのだ。
これは兄弟の契りといい。これを巻かれた兄弟は姉妹を守る、という言い伝えがある。
まはも、ヘナの産地を訪問中、たまたまラキの日にあたり、ヘナの工場の奥様やその子供たち(女の子)に紐を巻いてもらった…
これにより、まはは、この女性たちを守ることになったわけです。
産まれたばかりから知っているイェシビーちゃん(写真上)も大きくなった。
産まれる前から知ってるアルー(写真後ろ向き)もまはにラキを巻いてくれた。
アルーも兄弟(従兄を含む)全員に自分でラキを巻いている。
伝統がいまもなお息づくインド…ラキのような伝統は見ていてとても嬉しい。伝統にはそれがずっと続いてほしいなと思える伝統とそうでない伝統があるが、これは、これからも先、ずっと続いてほしいなと…そんなインドの伝統を垣間見させてもらった。
兄弟姉妹がお互いに支えあって助けあう、そうした当たり前のことを形にして、儀式として行って確認しあっている…それを極めていくと、人類はみな兄弟姉妹…みな助け合って支えあってこそ、生きていけるのだと思った。とても心温まるラキの日です。