この実験は何度も行い、その結果も何度も公開してきたが、再度、検証実験を行い、間違いないことを確認した。
今回は、ヘナペーストを一晩、つまり8時間ほど寝かせて白髪束を染め、その染毛力の差を確認した。よく見ないと見過ごしてしまうほどだが、一晩寝かせたヘナペーストは、1時間程度しか寝かせていないヘナペーストと比較して、最低でも10%程度は染毛力が衰えている。
注意してもらいたいのは、これは髪に染める場合の事実であって、皮膚に染める場合は長時間寝かせたほうがよく染まる。
大胆にボディヘナしたら衝撃の事実がわかった!ヘナは清潔に保つ!より
インドでは、本来、ヘナの使い方はメンディアートであって、ヘナで皮膚を染めることが最もよく使われてきた方法であり、ヘナで皮膚を染めるには、ヘナを溶かして最低でも一晩寝かせるが、プロの場合はユーカリや各種のオイルを混ぜ込み数日寝かせ、とてもよく皮膚を染めるヘナペーストを作り上げる。
ずばり、この皮膚を染めるためのヘナの作り方と、髪を染めるためのヘナの作り方が混同されてしまった結果として、髪を染める場合にも、ヘナを一晩寝かせてと、、、間違ったやり方が定着してしまったのだろうと考えています。
正解は、ヘナはお湯に溶かして30分~1時間で髪に塗布する
これが髪を染める際の正しい使い方です。長時間寝かせますと、ただでさえヘナで頭皮が染まるのに、さらにもっと頭皮=皮膚が染まりやすくなります。一晩など、長時間寝かせますと、髪への染毛力が衰え、頭皮=皮膚がさらに染まりやすくなり全くおすすめできません。
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